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本塁打王は丸か筒香か、それとも…?
セ・パ個人タイトル争い<野手編>
36本塁打でセ・リーグトップの丸
36本塁打でセ・リーグトップの丸【写真は共同】

 セ・パともに優勝マジックが点灯し、CS争いも佳境を迎えている中ではあるが、チームの勝敗と同時に個人タイトルの動向にも注目すべきだ。残り3週間ほどになった2018年タイトルレースの現状を、「野手編」として、セ・パ両リーグを部門別に整理したい。(※成績はすべて9月19日終了時点)

セ・リーグ首位打者、最多安打、最高出塁率

 まずはセ・リーグの「首位打者」争い。6月以降、週替わりでトップを入れ替えながら大混戦状態が続いていたが、その中からビシエド(中日)が7月の月間打率3割7分8厘から8月は月間打率4割6分5厘の大暴れを見せて一歩抜け出し、現在は打率3割5分2厘。打率3割3分7厘の2位平田良介(中日)、打率3割3分5厘の3位坂本勇人に差を付けた。豪快なスイングの大砲のイメージが強いが、来日3年目の今季は25本塁打を放つとともにヒットメーカーとして初タイトルを獲得しそうだ。


「最多安打」でもビシエドが170安打でトップを走り、2位の宮崎敏郎(横浜DeNA)の162本に8本差を付けている。中日は残り9試合、DeNAは残り15試合を残しているが、その6試合差で8本差を埋められるか。3位には平田良介、大島洋平(中日)、岡本和真(巨人)が155本で並ぶが、15本差を覆すのは現実的に厳しいだろう。


 だが、「最高出塁率」では、ビシエドの4割2分5厘を3人が上回っており、丸佳浩(広島)が出塁率4割8分8厘でトップ。NPBの歴代最高が1986年の落合博満(ロッテ)の出塁率4割8分7厘で、セ・リーグ記録も同じく86年のバース(阪神)が出塁率4割8分1厘。その記録を現時点で上回っており、新記録樹立に期待がかかる。

セ・リーグ本塁打、打点、盗塁

 注目の「本塁打王」争い。こちらも9月頭の時点では上位が1、2本差の中にひしめき合う大混戦だったが、そこから丸佳浩が9月5日からの4日間で4本塁打と量産して現在36本塁打でトップを走る。だが、そのすぐ後ろには筒香嘉智(DeNA)が1本差の35本塁打で迫っており、さらに33本塁打でバレンティン(東京ヤクルト)とソト(DeNA)、32本塁打で山田哲人(ヤクルト)、31本塁打で岡本和真(巨人)が追う。残り試合数は、広島、ヤクルト、DeNAの3チームが同じ15試合で巨人は10試合。丸が逃げ切れば自身初、筒香が追い越せば2年ぶりの本塁打王となるが、勢い的には9月6本塁打のソトが気になるところだ。


 一方、「打点王」は、もう決まりだ。今季完全復活をアピール中で、本塁打王争いにも顔をのぞかせているバレンティンが118打点をマークして現在1位。2位にはビシエドが付けるが、97打点と大きく差が開いており、バレンティンの初の打点王が確定的だ。


 最後に「盗塁王」の争いだが、こちらもトップの山田哲人が30盗塁で、2位の田中広輔(広島)の23盗塁を大きく引き離しており、山田の2年ぶり3度目の盗塁王のタイトルが、自身3度目のトリプルスリーの偉業に花を添えそうだ。

<各タイトル争いの現状>

・打率

1位:ビシエド(中日)3割5分2厘

2位:平田良介(中日)3割3分7厘

3位:坂本勇人(巨人)3割3分5厘


・安打

1位:ビシエド(中日)170本

2位:宮崎敏郎(DeNA)162本

3位:平田良介、大島洋平(ともに中日)、岡本和真(巨人)155本


・出塁率

1位:丸佳浩(広島)4割8分8厘

2位:鈴木誠也(広島)4割3分7厘

3位:山田哲人(ヤクルト)4割3分0厘


・本塁打

1位:丸佳浩(広島)36本

2位:筒香嘉智(DeNA)35本

3位:ソト(DeNA)、バレンティン(ヤクルト)33本


・打点

1位:バレンティン(ヤクルト)118打点

2位:ビシエド(中日)97打点

3位:岡本和真(巨人)95打点


・盗塁

1位:山田哲人(ヤクルト)30個

2位:田中広輔(広島)23個

3位:糸井嘉男(阪神)、大島洋平(中日)21個

ベースボール・タイムズ
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