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この時期特有「スーパー未勝利戦」を分析
馬券になる馬の前走着順とキャリアの関係

出走制限のある3歳未勝利戦

 4回中山・阪神(平年)の3歳未勝利戦では、「キャリア5戦以下」か「前走5着以内」の馬が1回のみ出走できるという制限が課せられている。そのため「スーパー未勝利戦」と呼ばれることもある。そこで今回は、このスーパー未勝利戦について、主に前走着順とキャリアに着目してデータを読み解いてみたい。集計期間は2013〜2017年の5年間。なお、中山競馬場の改修が行なわれた2014年は、4回中山ではなく、3回新潟を集計対象とする。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

人気別成績

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表1は人気別成績。1番人気は勝率が若干低いものの、連対率と複勝率は悪くなく、複勝回収率も91%と水準以上で、軸馬としてはまずまず信頼できそうだ。しかし、2番人気の数字は総じて低調。むしろ狙い目は3番人気で、勝率〜複勝回収率の5項目すべてで2番人気を上回るほどの数字を残している。続く4番人気も水準以上。また、8番人気や9番人気といったダークホースの成績もなかなか侮れない。ただし、10番人気以下になると数字が大きく落ち込んでしまう。

キャリア別成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2はキャリア別成績。この表を見ると、キャリアは多いほうが安定した成績を収めていることがわかる。たとえば複勝率ベースで見ていくと、キャリア5戦までは20%に届かないのに対して、キャリア6戦以上はすべて20%以上。もっといえば、キャリア8戦以外は30%以上となっている。一方、キャリアの浅い馬は苦戦傾向。特にキャリア0戦、つまりスーパー未勝利戦がデビューとなる馬や、キャリア1戦の好走率はかなり低い。今年の日経新春杯を制したパフォーマプロミスは、15年9月のスーパー未勝利戦でデビュー勝ちを収めているが、これはどちらかといえば例外的な結果とみたほうがよさそうだ。

前走2着馬のキャリア別成績

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 ここからはより細かく、前走着順を限定したキャリア別成績を確認していきたい。表4は、前走2着馬に限ったキャリア別成績で、表2とはまったく異なる傾向が出ていることがわかるだろう。表2ではキャリアを重ねた馬が高い好走率を記録していたが、前走2着馬に限るとキャリアが浅い馬も互角以上の数字を残している。なかでも優秀なのがキャリア4〜6戦のあたりで、キャリア2戦の勝率、単勝回収率も高い。また、キャリア3戦や7戦の好走率も良好だ。このデータを見る限り、前走2着というしっかりした成績を残している馬であれば、キャリアの浅さを十分に補えるようだ。その一方でキャリア10戦以上の好走率も高いが、回収率は水準に届かず、人気に推される傾向も見受けられる。

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