sportsnavi

世界中のファンが望む究極の復活劇へ
来年のメジャー優勝を宣言したウッズ
男子ゴルフのメジャー大会でタイガー・ウッズが優勝争いに絡むと、ギャラリーは大熱狂となる
男子ゴルフのメジャー大会でタイガー・ウッズが優勝争いに絡むと、ギャラリーは大熱狂となる【Getty Images】

 アドレスに入ると、一瞬だけ静寂が訪れる。そしてボールを弾く音を合図に、数万人のギャラリーが「ゴー、タイガー!」などと絶叫。次打地点まで歩いている間も、声援はやまない。タイガー・ウッズ(米国)が絡んだ男子ゴルフのメジャー大会における優勝争いは、ギャラリーを究極まで熱狂させる。今回の全米プロゴルフ選手権(8月9日〜12日、米ミズーリ州ベルーフCC)でも、静寂と熱狂の瞬間が幾度となく訪れた。

曲げてもバーディを奪うのが強さの秘訣

ウッズの魅力の一つは、ピンチからのリカバリー力だ
ウッズの魅力の一つは、ピンチからのリカバリー力だ【Getty Images】

 ウッズの魅力の一つは、ピンチからのリカバリーだ。ティーショットで曲げても奇跡的なスーパーショットでカムバック。メジャーで3勝と圧倒的な強さを見せた2000年のデータを見ると、フェアウェイキープ率は54位。2打目以降にどれだけ多くのスーパーショットを放っていたかがデータでも推察できる。


 00年以外のデータでは、なんとフェアウェイキープ率が100位以内にも入っていないことがほとんど。ティーショトは曲げているが、それでもリカバリーショット、ショートゲーム、そしてパターで、メジャー14勝、米ツアー79勝の実績を築いてきたのだ。


 6位タイに入った7月の全英オープンで、ピンチを切り抜けギャラリーを熱狂させるシーンも多く見られた。パーオンができなくてもアプローチとパターでパーをセーブ。チャンスではバーディパットを沈め最終日に一時単独トップにも立っている。そして復活優勝の可能性が高まったウッズに注目が集まった。


 しかし、バックナインの11番ホール(パー4)で、ギャラリーが期待する“ピンチを切り抜けるウッズ”を見ることはできなかった。ティーショットを左に曲げ、セカンドショットも左に。さらにカップを狙ったロブショットのアプローチを失敗し、3オンも逃してしまう。その後もリカバリーできずダブルボギー。その次の12番もボギーとして、優勝争いから陥落し、ギャラリーの熱狂は静まっていった。

ナインバリューズ
「ゴルファーの笑顔を増やす」をミッションに、ゴルフ雑誌、ゴルフ関連Webサイトなどにおける取材・編集・執筆業務のほか、ゴルフ関連企業・団体のWeb及びソーシャルメディア戦略構築における総合コンサルティング業務及び企画・運営業務を行う

スポナビDo

イベント・大会一覧