sportsnavi

ヨハネスブルグ産駒の特徴を徹底分析
母父別、芝・ダートで最も走る条件は?

きっかけはトウカイパシオン

 唐突ながら今回はヨハネスブルグ産駒についてスポットを当ててみたい。


 そのきっかけになったのは、先日(7月1日)福島で行われたさくらんぼ特別でのこと。1000万クラスの芝1200mのレースで、1番人気に支持されてシンガリの13着に敗れたトウカイパシオンがヨハネスブルグ産駒だった。同馬はデビューから2戦2勝だったが、ダートの短距離で勝利したもの。芝のレースは初めてだった。3月の中山以来の実戦で、ひと息入っており、当日の馬体重はプラス30キロ。そのあたりの影響もあったかもしれないが、レースっぷりを見ると芝への適性そのものが怪しかった可能性がある。


 芝・ダートの適性は走ってみないとわからないことも多いのだが、事前に推測する材料として血統は無視できない。

ヨハネスブルグ産駒の芝・ダート成績(2013年以降)

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まずはヨハネスブルグ産駒の芝・ダート成績を見ておくことにする(表1参照)。産駒がJRAでデビューした2013年から今年の7月1日開催終了時点までの成績を集計している。データの集計・分析はJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。


 平地の芝の勝ち鞍が86で、ダートの勝ち鞍が73。若干芝の方が多いが、出走頭数も芝の方が少し多い。したがって、勝率は芝が8.8%に対し、ダートは8.2%となっている。同じように連対率を見ると芝は14.5%、ダートは15.9%。複勝率は芝が20.5%、ダートが24.2%となっており、ほぼ互角の成績となっている。よって、一般的にヨハネスブルグ産駒は、芝・ダート兼用という見方をしてもいいように思える。


 無論、個体差があるので兼用タイプもいれば芝、ダートどちらかに適性が振れているタイプもいる。同じように距離適性にも違いが出てくる。こうした違いを考える際、大きな判断材料となるのが母父の存在だ。

ヨハネスブルグ産駒の母父別芝成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2はヨハネスブルグ産駒の母父別芝成績。芝のレースに特化し、母父ごとの成績を見てみることにする。冒頭に述べたトウカイパシオンは母父がタイキシャトルである。母父タイキシャトルの芝成績はというと、【5.1.2.33】で勝ち鞍数は6位。悪くない成績である。ちなみに勝率は12.2%、連対率は14.6%、複勝率は19.5%。良くもないが悪くもないといったところか。

JRA-VANデータラボ

スポナビDo

イベント・大会一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント