sportsnavi

夏の福島・函館のダート1700m戦を分析
脚質、枠順、血統…馬券になる条件はコレ

ローカル開催でよく見られるダート1700m戦

 夏の福島・中京開催が始まり、本格的な夏競馬に突入している。この時期のローカル開催でよく見られるのがダート1700m戦。1600mでも1800mでもなく、小回りの競馬場特有の距離設定といえるだろう。今回の当コラムでは現在開催中である福島・函館のダート1700m戦の2015年以降における特徴を分析し、馬券での狙いどころを探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

夏の福島ダート1700m戦の脚質別成績(2015年〜17年の近3年)

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まずは福島から見ていこう。表1は福島ダート1700m戦の脚質別成績。黄色で強調したように、逃げ・先行馬が好成績をあげている。勝率では18.3%で逃げ馬がトップ、連対率・複勝率では先行馬が最も高い。好走馬の多くが逃げ粘り、もしくは先行押し切りといった特徴を示している。逆に差し・追い込み勢は不振で、前に位置していないとほぼ勝負に加わることが厳しいと言っていいだろう。小回りのローカル特有の1コーナーに入るまでの位置取りが大きく成績に左右している。


 また、マクリも地力があるゆえに途中から動いていけることもあって複勝率は50%を超えており、複勝回収率でも100%を超えている。

夏の福島ダート1700m戦の種牡馬別成績(2015年〜17年の近3年)

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 続いて表2は福島ダート1700m戦の種牡馬別成績。11勝と勝利数が抜けて多いのがキングカメハメハ産駒だ。連対率・複勝率ともに高く、複勝回収率でも100%を大きく超えている。同産駒では15年にロワジャルダンが1000万の猪苗代特別、1600万下の安達太良Sと連勝している。


 他では少数ながらサイレントディール産駒が3勝と好相性を示しており、パイロ産駒も単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。意外なのがジャングルポケット産駒の複勝率の高さだ。また、ルーラーシップ産駒もキングカメハメハ系で、昨年未勝利で2勝をあげており、今年も注目しておきたい。

夏の福島ダート1700m戦出走の降級馬の前走距離(2015年〜17年の近3年)

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表3は福島ダート1700mに出走する降級馬の前走距離。今回距離短縮組よりも同距離もしくは距離延長組の成績の方が格段に良い。距離延長組の中では距離が近いダート1600m組よりもダート1200mか1400mから距離を伸ばした馬の成績が非常に優秀だ。


 ダート1600mは東京コースで芝スタートの弊害があると思われ、前走上のクラスの1200〜1400mで速い流れを経験した降級馬は今回楽にレースの流れに乗れるのだろう。一気の距離延長となる降級馬こそ積極的に狙っていきたい

JRA-VANデータラボ

スポナビDo

イベント・大会一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント