- スポーツナビ
- 2018年6月24日(日) 00:50

サッカー日本代表は現地時間24日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ第2戦・セネガル戦に臨む。試合を翌日に控えた23日、チームは会場となるエカテリンブルク・アリーナで公式練習を行い、選手たちが報道陣の取材に応じた。
コロンビア戦で決勝ゴールを挙げて勝利に貢献した大迫勇也は「そんなに有利だとは思っていない。もう一度リセットしてやるだけ」とあらためて気を引き締めた。
大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
「覚悟を持って踏ん張るだけ」
(初戦に勝ったが)そんなに有利だとは思っていない。もう一度リセットしてやるだけじゃないですか。(引き分けは考えない?)試合をするからには、しっかり勝ち点3を取りたいし、W杯はそんなに甘くない。自分たちが思っているようにはいかないと思います。うまくいかないときに、どれだけ我慢して耐えて、勝ち、引き分けに持っていけるか。その覚悟を持って踏ん張るだけだと思います。
(セネガルの特徴で考えることは?)コロンビアもいいチームだったし、セネガルもいい選手が多い。映像をしっかり見て頭に入っているので、臨むだけです。
柴崎岳(ヘタフェ/スペイン)

「かき回して、いいチャンスを作りたい」
守備面では(セネガルには)スピードのある選手がいるので、しっかりといいポジショニングから守備に臨みたいです。チームとしてはよりコンパクトに、スペースを与えず、なるべく相手の特徴であるスピードやフィジカルをゴール前で生かさせないことが大事だと思います。
攻撃に関しては(相手が)組織だっているとはいえ、日本の流動的なポジションチェンジしながらのボール回しであったり、動き回っている選手をつかむプレーとかは、(対応できるか)ちょっと疑問なところがあるので、そういったところでかき回していきたい。いいチャンスを作りたいですね。
(セカンドボールのせめぎ合いについて)プレッシャーが掛かるところでは、そんなに無理にボールをつないでこないと思います。前(の選手)は大きいですから、ボランチの僕らと、サイドハーフの中の絞りが重要になる。そこは相手も狙ってくるところなので、意識と読み、ボールに食らいつくところで差をつけたいと思います。
遠藤航(浦和レッズ)

「大事なのは我慢して対応していくこと」
足を出さず、飛び込まずにしっかり(相手の攻撃を)遅らせることが大事なのかなと思います。中に持っていかれないようにしながら、大事なのは我慢して対応していくことかなと。
(チーム内でのコミュニケーションの質について)なかなか勝てない中で、監督もどちらかというと選手の意志や判断を尊重する人なので、選手で話し込みました。ただし、選手だけでは決められないので、最終的には監督にもしっかり要求してもらって(決めていった)、という感じですね。