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米子Sと天保山Sの傾向をデータ分析
阪神土日メイン馬券作戦の参考に

いずれもOP特別で、13年以降は同一の条件で施行

 今週から函館開催が始まる。いよいよ夏競馬のスタートだが、今回は阪神競馬場で行われる2つのレースに注目した。土曜日のメインレースである米子S、日曜日のメインレースである天保山Sだ。いずれもオープン特別で、13年以降は同一の条件で行われている。その間のレース結果を分析し、同レースの傾向を探ってみたい。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

近年の米子S好走馬一覧(1)

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まず米子Sについて見ていく。芝1600mで行われるレースで、現在の別定戦で行われるようになった2013年以降の結果を表1に記した。出走頭数がやや寂しい傾向にあり、13年は18頭立てだったが、14年以降はフルゲートになっていない。そのせいか好走馬の人気も穏やかだ。13年は10番人気のサワノパンサーが2着に入っており、頭数が多くなればやはり波乱の可能性はアップするかと思われる。


 勝ちタイムは年によってバラつきがある。重馬場だった16年でも勝ち馬は1分34秒6の時計。同じ良馬場でも13年から15年は1分33秒台から34秒台の決着だが、昨年はブラックムーンが1分31秒9のタイムを叩きだし、レコードで優勝した。レース内容を調べると、速いペースに引っ張られたものではなく、むしろペースは遅いぐらいだった。そんな展開を後方から行き、最後の直線は外から差した。時計的な価値を見出せるかは微妙で、馬場に引っ張られたレコードという印象が強い。


 同馬の上がり3ハロンは32秒4。メンバー中最速の脚で、2着入線のサトノラーゼンも上がりは2位タイ。完全に決め手比べでまさった馬が、上位にきた。阪神芝1600mのコース形態を考えると、ごく自然な傾向で、上がり1位をマークした馬は毎年馬券になっている。同2位、3位の馬も軒並み上位入線を果たしている。全体の時計の出方とは関係なく、瞬発力勝負になりやすい一戦であることが言えるだろう。

近年の米子S好走馬一覧(2)

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 米子S好走馬をもう少し詳しく見ていく。表2にはレース間隔、前走レースと同着順、父と母父名を記した。まず前走レースを見ると、京都芝1400〜1800mのレースを使っている馬が多い。安土城Sや洛陽S、都大路S組が目立つ。好走馬だけではなく、巻き返してくるケースも十分あり、前走着順はあまり気にしない方がいいだろう。


 重賞組では東京新聞杯やヴィクトリアマイル、ダービー卿CTなどマイル組が多い。レース間隔もあまり関係なく、ひと息入っているケースや休み明けでも軽視しない方が良さそうだ。なお、前走1600万クラスからの昇級馬は16年3着のダイシンサンダーだけ。


 血統的にはヘイロー系が他を圧倒。ディープインパクトだけでなく、マンハッタンカフェやダイワメジャー産駒など手広く好走馬が出ている。あとはミスタープロスペクター系で、アドマイヤムーンが2回好走。産駒は平坦のスプリンターというイメージだが、奮闘している。

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