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競馬専門紙「優馬」

父オルフェーヴルの1億円ホース ジャミールフエルテ

今世代の勝ち上がり第1号となったジャミールフエルテ 【撮影:日刊ゲンダイ】

6/2(土) 阪神5R 2歳新馬 芝1600m外
ジャミールフエルテ 牡 馬体重:448kg
★★★★★★ 6点
騎手:ルメール 厩舎:(栗) 大久保龍
生産:ノーザンファーム
馬主:KTレーシング
父:オルフェーヴル
母:プリティカリーナ(Seeking the Gold)

 16年のセレクトセールにて1億800万円で取引された馬。レースは、出脚一息で8頭立ての7番手、ラチ沿いの位置取りとなる。直線で狭い所に入ってどうかと思われたが、馬群を恐れずに抜け出してデビューVを収めた。格上相手とはいえ、併せ馬の遅れが目立ってはいたが、実戦に行って良さが出た。良い勝負根性があり、抜け出してからも余力十分。今後の伸びシロを感じさせる勝ちっぷりだった。

馬体診断
 パドックでの馬体のハリ・ツヤが素晴らしく、内面的な仕上がりの良さを醸し出していたのが印象的。馬体重は448キロと、決して馬格のあるタイプではないが、しっかりと筋肉がついており、歩様も力強い。距離は1600m〜2000mが理想か。脚元の柔軟性もあるので、成長すれば切れ味も出てきそう。

血統診断
 祖母は米でGI・3着があり、半弟にプリークネスSなど米GI・3勝のBernardiniがいる血統。本馬の半兄アンタラジー(父ディープインパクト)は1600万を勝っている。父オルフェーヴルは初年度産駒から2頭のGIウィナーを出したが、共通点は母父がミスタープロスペクターの直系血脈であること。本馬もその例に漏れず、中距離戦線での活躍を期待したい。

馬券の狙い目→気性面が成長し、スタートが決まるようになれば理想。器用さもあるタイプで、コーナー4つの中距離戦でも狙って面白い。

先週の新馬・未勝利勝ち その他(5点以下)

6/2(土) 東京5R 2歳新馬 芝1600m
ジョディー 牝
★★★★★ 5点
※先手を取り、最後はもう一伸びして後続を突き放す強い勝ち方。ラスト3Fも11秒5−11秒4−11秒3と優秀なレース内容。

6/3(日) 阪神5R 2歳新馬 芝1400m
シングルアップ 牡
★★★★★ 5点
※大型馬の割に勝負所の反応も良く、キッチリと抜け出して完勝。勝ち時計も優秀で、血統面からも1200m適性が高そう。

6/3(日) 東京6R 2歳新馬 芝1400m
アカネサス 牝
★★★★ 4点
※好スタートから好位のインへ。直線で外に切り替えるロスはあったが、ゴール前で鋭い決め手を発揮して差し切った。母は12年の阪神牝馬Sを勝ったクィーンズバーン。

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著者プロフィール

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