中邑、アスカ、ラウジー参戦で大注目 WWE最大の祭典「レッスルマニア」
世界最大のプロレスイベント
日本時間9日の朝に行われるWWE年間最大のイベントの「レッスルマニア」 【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】
「レッスルマニア」は1985年の第1回大会から数え、18年で34回目となるWWEで最も伝統あるイベント。特に今年は日本人スーパースター・中邑真輔がAJスタイルズの保持するWWE王座に挑む。中邑がこのドリームマッチに勝利すれば史上初の日本人WWE王座戴冠となる。
同じくアスカはリック・フレアーの娘、シャーロット・フレアーが保持するスマックダウン女子王座に挑む。アスカが王座戴冠となればブル中野以来、日本人女子2人目の快挙となる。
さらに米国女子柔道初の五輪メダリストで元UFC女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーも参戦と、今年も注目カードが目白押しとなる。
各試合見どころ
中邑(左)が歴史を塗り替えるか!? 王者AJスタイルズ(右)と激突 【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】
日本人初、中邑がレッスルマニアで王座に挑む
ついに歴史が塗り替わる。ロイヤルランブル戦で日本人初優勝の快挙を達成した中邑真輔が、レッスルマニアの大舞台でWWE王座に挑む。中邑はWWE王者AJスタイルズとの王座戦を熱望すると、その期待に応えるかのようにPPV「ファストレーン」でスタイルズが王座防衛を果たして、このドリームマッチを実現させた。この大一番で中邑は王者AJスタイルズを相手に再び旋風を巻き起こすことができるのだろうか。中邑が勝利すれば史上初の日本人によるWWE王座戴冠となる。
無敗の“女帝”アスカ(右)がスマックダウンの“女王”シャーロット(左)と戦う 【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】
無敗の“女帝”アスカとスマックダウンの“女王”シャーロットの戦い
誰もアスカを止められない。15年10月のデビュー以来、いまだに連勝記録を更新し続け、WWE史上最長を誇るアスカ。史上初の女子ロイヤルランブル戦では初出場初優勝の快挙でレッスルマニアでの王座挑戦権を獲得し、レッスルマニアの対戦相手としてスマックダウン女子王座シャーロット・フレアーを指名した。果たしてアスカはリック・フレアーの娘シャーロットを相手に無敗のまま王座奪取することができるだろうか。アスカが王座戴冠となればブル中野以来、日本人女子2人目の快挙となる。
元UFC女子バンタム級王者のロンダ・ラウジー(左)がWWEでどんな姿を見せるか 【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】
元UFC王者ロンダはアングルとメダリストタッグで権力者に挑む
米国の女子柔道初の五輪メダリストで、元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーは今年1月のPPV「ロイヤルランブル」でWWEに登場してファンを騒然とさせると、2月にはWWEとの公開契約調印式に出席。しかし、そこでアングルGMがWWEの権力者のトリプルH、ステファニーの策略をばらしてしまう。さらに2月のロウではレッスルマニア出場権を持つロンダが対戦相手にステファニーを指名してこのタッグ戦が決定。アングルのレスリング金メダル保持と合わせ、メダリストタッグとしても注目を集めている。
ユニバーサル王者“ビースト”ブロック・レスナー(下)はロマン・レインズの挑戦を受ける 【(C)2018 WWE Inc All Rights Reserved】
“ビースト”ブロック・レスナーにレインズが挑む
2月のPPV「エリミネーション・チェンバー」でロマン・レインズが勝利し、ブロック・レスナーの持つユニバーサル王座への挑戦権を獲得した。しかし、一方の王者レスナーは会場への来場を予告するも理由をつけて立て続けにキャンセル。これに怒ったレインズはビンス・マクマホン会長に盾突くと謹慎処分となり、謹慎中にロウに登場すると、不法侵入で警備員に手錠を付けられて連行される。さらにそのタイミングでレスナーに襲撃されると滅多打ち。遺恨を深める2人の戦いは今後どのような展開を迎えるのだろうか。
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