V候補・大阪桐蔭は初戦で伊万里と対戦 第90回選抜高校野球大会見どころ
【スポーツナビ】
以下、日程ごとの見どころを挙げていきたい。
初日:3月23日
第2試合は昨秋の公式戦をエース黒河竜司が1人で投げ切った英明(四国/香川)と、水澤龍太朗、宮海土、渡邉匠の継投で甲子園をつかんだ国学院栃木(関東/栃木)という好対照なチームの対戦となる。
第3試合は横浜DeNAの細川成也の弟・拓哉がエースを務め、光星学院時代に巨人・坂本勇人を育てた金沢成奉監督が率いる明秀日立(関東/茨城)が登場。昨秋の中国大会で1試合4本塁打を記録したスラッガー門叶直己擁する瀬戸内(中国/広島)と対戦する。
2日目:3月24日
2回戦に入る第2試合は、成瀬和人や村松開人ら好打者のいる東海覇者・静岡(静岡)と1番・大槻龍城を中心につながりのある打線が持ち味の北海道覇者・駒大苫小牧(北海道)という実力校同士の一戦。
第3試合は4番・上田優弥を中心とした攻撃野球で北信越王者となった日本航空石川(北信越/石川)が登場。セイバーメトリクスを重視する膳所(21世紀枠/滋賀)のデータ班が日本航空石川の弱点を見つけることができるか!?
3日目:3月25日
第2試合は、エース平田龍輝ら経験豊富なメンバーが多い智弁和歌山(近畿/和歌山)が名門・富山商(北信越/富山)と対戦。昨夏の甲子園でも本塁打を放った主砲・林晃汰がケガから復帰し、24年ぶりの春制覇へ陣容は整った。富山商の140キロ右腕・沢田龍太の出来が勝敗を左右しそうだ。
第3試合は、派手さはないがしぶとい智弁学園(近畿/奈良)と、昨秋の公式戦の数字は決して高くはないが能力の高い選手が揃う日大山形(東北/山形)という甲子園常連校同士の一戦となった。