フェブラリーSは東京実績がモノをいう!? テイエムジンソクは思い切って消し!
直近5年のデータを馬券作戦に生かしたい
フェブラリーS近5年の上位3着以内馬一覧
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
上位馬の上がりを見ると、先行勢は36秒台前半、差し・追い込み馬は34秒後半〜35秒台の速い上がりを求められる。東京ダート特有のもので、適性があるかないか大きく分かれるコース形態といえるだろう。
人気順では1番人気馬が【1.1.2.1】で15年コパノリッキーの1勝のみだが、近4年は続けて3着以内に入っており、複勝率80%。近2年は昨年のゴールドドリームら2番人気馬が連勝している。以下、3・16番人気馬が1勝ずつ。ただし、10番人気以下の激走は14年1着コパノリッキーのみで、近3年は上位人気馬で堅めの決着となっている。
フェブラリーSの所属別成績(過去5年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
フェブラリーSの年齢別成績(過去5年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
対して、6歳馬は14年3着ベルシャザールのみと不振傾向。出走数が多い7歳以上の馬は勝ち星こそないものの、2・3着に好走した3頭はいずれも5番人気以下の伏兵だった。
フェブラリーSの前走レース別成績(過去5年)
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
黄色で強調したチャンピオンS組は昨年優勝のゴールドドリームら近3年続けて好走馬を出しており、関連性が強い。フェアウェルS組からは14年コパノリッキーが勝利。また、以前は強かった地方の川崎記念組・東京大賞典組からは勝ち馬が出ておらず、2・3着止まりとなっている点もチェックしておきたい。