伝統の長距離ハンデ戦、走る馬の特徴は? ダイヤモンドSは外枠と差し馬を狙え
過去5年データから好走馬の特徴を探る
ダイヤモンドS近5年の上位3着以内馬一覧
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
また、好走馬の特徴としては昨年2着のラブラドライトのように、7歳以上の高齢馬が毎年1頭は3着以内に入っている。人気順では、1番人気馬が【4.0.0.1】で昨年のアルバートら4勝と勝ち切る傾向が強い。2・3着には2〜8番人気までが分布しており、1番人気から伏兵へのヒモ荒れが多いレースとなっている。10番人気以下の激走がないように大波乱こそ見込めないが、やや配当がつくレースを少点数で取りたいレースだ。
ダイヤモンドSの枠番別と大外馬番の成績(過去5年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
また、大外馬番の馬は5年中3年で3着以内に入っている。昨年は3着以内に入らなかったが、14番人気トウシンモンステラが僅差4着と健闘した。やはり大外馬番のメリットがあるのだろう。8枠そして大外馬番の馬は人気に関わらず、チェックしておきたい。
ダイヤモンドSの前走レース別成績(過去5年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
意外にもステイヤーズS組からは勝ち馬が出ておらず、2・3着1回ずつで連対率・複勝率ともに高くない。また、前走1600万下組からは連対馬なしで、3着止まりとなっている。