1月の複勝率は驚異の65%! 関西・藤原英昭厩舎はこの条件で買え
1月すでに5勝の藤原英厩舎をデータ分析
調教師勝ち鞍ベスト5(2015年〜2018年1月)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
2位の矢作芳人厩舎は対照的に、まずは数を使ってその中から成績を残していく方針で、出走頭数は藤原英昭厩舎の倍近く。一方、4位の堀宣行厩舎は藤原英昭厩舎よりさらに出走数が少ないが、こうした3厩舎がたった2勝差に収まっているのも興味深い。
藤原英昭厩舎の年別成績推移
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
月別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
そこへ向けてまずカギを握るのは、ここ3年は同厩舎としては不振だった2月の成績だ。本稿執筆中に行われた2月3日の競馬では、京都10レースのエルフィンSをレッドサクヤで制するなど3戦2勝、2着1回の連対率100%。もう少し様子を見て、1月の勢いをそのまま持続しているようなら、昨年までの2月の結果は気にせず信頼していいだろう。また、3〜4月は例年高複勝率をマークしており、仮に2月に落ち込んだとしても、盛り返してくるに違いない。次に注意したいのは9月で、ここ5年の複勝率は31.0%と、月別の中ではこの月だけ極端に低い。31%で「低い」となってしまうのはこの厩舎だからこそという面もあるが、8月までと同じつもりで狙うと痛い目に遭う回数は増えそうだ。