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90回記念大会、増枠の行方は!?
1.26にセンバツ出場36校発表
昨年の明治神宮大会で36年ぶり2度目の優勝を飾った四国代表の明徳義塾。この優勝によって四国地区に神宮大会枠をもたらした
昨年の明治神宮大会で36年ぶり2度目の優勝を飾った四国代表の明徳義塾。この優勝によって四国地区に神宮大会枠をもたらした【写真は共同】

 第90回記念選抜高校野球大会(3月23日〜4月4日の13日間/兵庫・阪神甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が26日に行われる。秋季大会の結果などから今大会出場のポイントになりそうな地区を見ていきたい。


 今年は90回記念大会で36校が出場。増枠の4校は全て一般枠に振り分けられた。昨年9月の運営委員会で決まった枠の内訳は以下の通り。


北海道:1枠

東北:3枠

関東・東京:6枠(関東4、東京1が基数となり残り1校を両地区で比較)

東海:3枠

北信越:3枠

近畿:6枠

中国:3枠

四国:3枠+1枠(神宮大会枠1)

九州:4枠

21世紀枠:3枠

明徳の神宮制覇で四国に1枠増加

【ポイント1 明治神宮大会枠は四国地区が獲得】


 11月に行われた明治神宮大会では、四国地区代表の明徳義塾(高知)が優勝。これにより四国地区に神宮大会枠がもたらされ、出場枠が3から4になった。


 記念大会で一般枠が3枠で固定されたことに加えて、神宮大会枠を獲得したことで、ベスト4が順当に選出される可能性が高い。唯一、高松商(香川)は準決勝で英明(香川)に6回コールドゲームで敗れた点が気になる。そこで準々決勝で英明に1点差負けの高知(高知)が浮上するのではという可能性もある。ただ、高松商はセンバツの第1回大会優勝校。2年前に神宮大会制覇からセンバツ準優勝を果たした実績もあり、選ばれる可能性が高いのではと予想される。その2年前は高松商の神宮枠で高知県の土佐が選出された。今年は高知県の明徳義塾の神宮枠で、香川県の高松商が恩返ししてもらうとの見方もできるだろう。

佼成、国学院栃木、健大高崎で難航

昨春の甲子園では2本の満塁本塁打を放った健大高崎の山下。2年連続センバツ出場はなるか!?
昨春の甲子園では2本の満塁本塁打を放った健大高崎の山下。2年連続センバツ出場はなるか!?【写真は共同】

【ポイント2 関東・東京ラスト1枠は?】


 例年通り関東4校と東京1校を基数とし、残り1校を両地区で比較する。


 東京の2校目は準優勝の佼成学園。50年ぶりに決勝進出を果たした。決勝の日大三戦では、8回まで4対3とリードしながら、9回に一挙8失点。結局5対11と点差をつけられて敗れた。これが選考委員会でどう評価されるか。8回までリードしていたのが強調されると、50年ぶりの春が近づくのだが……。


 関東大会ベスト8は国学院栃木(栃木)、健大高崎(群馬)、霞ヶ浦(茨城)、作新学院(栃木)の4校。この中から県1位で試合内容と地域性もいい国学院栃木と健大高崎が浮上する。国学院栃木は秋の関東大会で18年ぶりの出場。準々決勝では慶応(神奈川)に1点差で敗れたが、2試合で自責点1と3投手による継投で堅実な印象が光った。一方の健大高崎は準々決勝で2点差負けながら明秀日立(茨城)にビッグイニングを作られた点が気になる。ただ、1番・今井佑輔、3番・山下航汰、4番・高山遼太郎と甲子園経験者が豊富。特に山下は今世代屈指のスラッガー。どちらが佼成学園との争いの土俵に立てるか。


 毎年悩みの種となるラスト1校の選出。どこを結論の終着点とするかがも見どころだ。

松倉雄太
松倉雄太

 1980年12月5日生まれ。小学校時代はリトルリーグでプレーしていたが、中学時代からは野球観戦に没頭。極端な言い方をすれば、野球を観戦するためならば、どこへでも行ってしまう。2004年からスポーツライターとなり、野球雑誌『ホームラン』などに寄稿している。また、2005年からはABCテレビ『速報甲子園への道』のリサーチャーとしても活動中。

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