想定オッズ変動!ダービー&オークス戦線 ジェネラーレウーノとオハナの現在位置は

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」の3歳馬チェック

 3連勝で京成杯を制したジェネラーレウーノ。GI・ホープフルSとも互角のレースぶりでダービー想定人気も急上昇となった。牝馬戦線は菜の花賞でデビュー2連勝を決めたオハナが堂々のランクイン!

クラシック戦線に勝ち名乗り! ジェネラーレウーノ

しぶとく粘り込んだジェネラーレウーノが3連勝 【撮影:日刊ゲンダイ】

1/14(日) 中山11R 京成杯(GIII) 芝2000m
ジェネラーレウーノ 牡 馬体重:496kg(-2)
騎手:田辺 厩舎:(美) 矢野
生産:新生ファーム
馬主:Gリビエール・レーシング
父:スクリーンヒーロー
母:シャンハイロック(ロックオブジブラルタル)
初勝利時の評価:★★★★★ 5点〔1600万クラス〕

 逃げて2連勝を収めていたジェネラーレウーノだが、今回は2番手から。逃げ馬が飛ばしていたこともあり折り合いに問題は発生せず、坂下で先頭に立つと後続の追撃を凌ぎ切った。レースの中身は濃く、ホープフルSとそん色ない評価も出来るだろう。同馬はこの後、皐月賞へ直行するとのこと。2着コズミックフォース、3着イェッツトも地力を感じさせるレースぶりで、伸びシロを考えると、上位3頭の今後が楽しみだ。

長所
 大外枠から好スタートを決めて2番手を取れたように、好位置で折り合えるレースぶりは多頭数のレースでこそ真価を発揮する。京成杯は決して楽な流れではなく、最後は詰め寄られたが、ラスト2Fは12秒3−12秒2でまとめており、持久力も十分。実際に皐月賞と同舞台の中山2000mで連勝したように、適性はダービーよりも皐月賞の方にある。

短所
 スクリーンヒーロー産駒は晩成傾向がやや強く、本馬も古馬になってからという印象もある。特に気性面の成長は必須とも言え、レースに集中できるかどうかが今後の課題。レースぶりからは、急激なギアのオンオフは苦手なタイプで、スローペースになると案外……、というケースも十分に有り得る。そういった意味でも皐月賞向きだろう。

日本ダービー 想定単勝オッズ 
(→)1番人気 ダノンプレミアム 3.7倍
(→)2番人気 ワグネリアン 5.2倍
(→)3番人気 オブセッション 6.7倍
(→)4番人気 タイムフライヤー 8.0倍
(→)5番人気 グレイル 12.9倍


(↑)9番人気 ジェネラーレウーノ 22.2倍


(NEW)14番人気 コズミックフォース 33.3倍

 京成杯を勝ったジェネラーレウーノが14番人気から9番人気にランクアップ。ダービーより適性の高そうな皐月賞では、これ以上の支持を受けるだろう。2着コズミックフォースも14番人気で初登場。

 なお、想定1番人気ダノンプレミアムの次走が弥生賞に決定。クラシック本番前に、ワグネリアン、オブセッション、ジャンダルムとの手合わせが実現しそうだ。

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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