年初めの競馬は何歳馬が強い? 1月の年齢別成績をデータ分析
1月は明け何歳が活躍するのか
1月・古馬平地1600万条件〜重賞の年齢別成績
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
今週行われる古馬1600万〜重賞の年齢別複勝率(愛知杯は過去2年、初春Sは過去4年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
そこで表2は、今週行われる1600万〜重賞競走それぞれについて、年齢別の複勝率を調べたものだ。全体を見渡すと、4歳馬はレースによってかなり上下があるのに対し、5歳馬はそれに比べればムラが少ない。特に注目したいのは、日曜に京都で行われるダート1800mの1600万条件戦・雅Sで、4歳馬がなんと【4.1.3.3】で複勝率72.7%をマーク。過去5年のうち、4歳馬の出走が1頭だけだった13年こそ6着に終わったが、14年からは4年連続で2頭が馬券に絡んでいる。このうち15年には、アムールブリエが1000万条件からの連勝を飾り、次走で交流Jpn2・エンプレス杯を制覇。そのエンプレス杯や、名古屋グランプリ連覇など、ダートグレード競走で活躍する足がかりとしており、今年も該当馬がいれば注目は欠かせない。なお、愛知杯は1月に移動した過去2年、初春Sは1600万条件になった過去4年を対象とした。