スワーヴは5位、武豊キタサンの順位は? 穴馬もランクインの有馬・調教BEST5

競馬専門紙「優馬」

有馬記念 調教BEST5

 競馬専門紙「優馬」プレゼンツ『調教BEST5』。有馬記念出走馬で、調教・最終追い切りでの評価が高かった馬BEST5をご紹介します。ラストランとなるキタサンブラックの状態は如何に? 各馬の最終追い切り時計や、パドックでチェックすべきポイントも掲載。それでは第5位からカウントダウンスタート!

第5位 スワーヴリチャード

併走馬をあっさりと突き放したスワーヴリチャード(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

14)スワーヴリチャード
牡3 (栗)庄野靖志
[好気配]Mデムー20日栗CW良
(6)80.4 - 64.5 - 50.2 - 37.2 - 12.0 (4)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…88点
パワフルかつ軽快な動き。充実振り目立ち、好仕上がり。

馬場の真ん中を通ったにしても6F80秒4は優秀。シャープな脚捌きに力強さも加わって、前走から間隔はあいたが文句のない仕上がり。注文を付けるなら、直線に向いてから手前を替えるまでが少し遅い点。それが中山コースでどう出るか。ただ、手前を替えてからの伸びは素晴らしく、動き自体は皐月賞時とはまるで別物。

M.デムーロ騎手「火曜・水曜と跨りましたが、落ち着いていますし状態は良いですね。手前も上手に替えていましたし楽しみ。」

パドックここをCHECK→調教後の馬体重が524キロ(前走時502キロ)だが、今が成長期。当日が馬体増であったとしても、むしろプラスだろう。あとは前走同様、軽快に歩けていればOK。

第4位 シュヴァルグラン

最終追い切りを坂路で順調に消化したシュヴァルグラン(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

10)シュヴァルグラン
牡5 (栗)友道康夫
[好気配]助手20日栗坂良(1回)
54.0 - 39.5 - 25.8 - 12.9 一杯先着
気配…A 動き…A 総合評価…89点
前走後も至って順調。最終追いで先着と好調キープ。

最終追いは坂路で反応良く先着。元々は調教で動かないタイプだが、これだけ動けているのは評価できる。今年に入り、坂路追いの頻度が増えて時計も出るようになったのは成長の証。ハーツクライ産駒らしい奥手の血統が開花した。大きな上積みはないが、そもそも前走が抜群のデキ。それをキープできている。

大江助手「前走後は良い意味で安定しています。今週の追い切りもしっかり動けていましたし好レースを期待しています。」

パドックここをCHECK→成長と共に以前よりも馬体の輪郭がハッキリしてきた。長距離輸送や気性面に不安材料は少なく、後肢の力強い踏み込みが好走のポイント。

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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