清宮が日本ハム入団会見で決意語る 背番号21には「自分の色をつけたい」

ベースボール・タイムズ

日本ハムの新入団選手発表で、背番号「21」を披露する清宮 【写真は共同】

 北海道日本ハムは24日、北海道・大倉山ジャンプ競技場で新入団発表を行った。高校通算111本塁打を放ち、7球団が競合したドラフト1位の清宮幸太郎(早稲田実)も出席し、「日本を代表するバッターになりたい」と抱負を語った。なお清宮の背番号は「21」番に決定した。

ファイターズのユニホームは憧れ

以下は入団発表会見の清宮の挨拶。

――自己紹介および抱負をお願いします。

 早稲田実業から入団しました清宮幸太郎です。自分はこの北海道という地で、あらゆる可能性を存分に引き伸ばして、日本を代表するようなバッターになれればいいなと思っています。これからもよろしくお願いいたします。

――ファイターズのユニホームに初めて袖を通した時の心境は?

 ファイターズのユニホームはずっとテレビで見ていて、ずっと憧れというものを持っていました。今となれば、たくさんの子供たちの憧れの的になると思うので、僕もユニホームを着たからには、そういう子供たちに夢を与えられるようなプレーヤーになりたいなと思います。

――自分自身のセールスポイントは?

 自分のセールスポイントは、やはりバッティングですけど、明るいプレースタイルであったり、野球を楽しんでいる姿というものをみなさんに見ていただけたらと思います。

――改めてプロ野球選手としての目標、憧れの選手などは?

 目標とする選手はあまりいないんですけど、ファイターズに入団したからには、この北海道の地から世界に羽ばたくという気持ちが自分の中にあるので、その思いだけは今日からずっと忘れずにやっていければと思っています。この地で精一杯頑張って、将来的には世界に羽ばたけるような選手になりたいと思っています。

北海道で一番食べたいのはウニ

――仮契約のときには、雪があって、美味しいものがたくさんあって、ファンの方が何より温かいと話していたが、まだ一日ではありますが、改めて北海道への印象は?

 今日ちょうど雪が舞っていて、ホテルからもすごく街全体が白くなっていて、本当に綺麗で、東京にはない魅力がたくさんあるんだなと感じています。こうして、このジャンプ競技場で入団会見をやらせていただくので、これから大きくジャンプして、大きく飛躍していければと思っています。

――北海道で一番食べたいものは?

 ウニです(苦笑)。

――1軍の打席に立ったときのことはどのように想像できますか?

  自分はあまり緊張したりとか物怖じしたりしないタイプだと思っているので、普段と変わらず、堂々と打席に立っているんじゃないかなと思います。

――その打席でホームランを打っている自分は想像できますか?

 打てればいいですけど、はい(苦笑)。

――背番号「21」への思いは?

 日本ハムの21番といえば、前まで武田久さんが付けていた番号。ピッチャーというイメージがすごく強いと思うので、『21と言えば清宮』と言っていただけるように。ポスト〇〇というのは嫌だったので、やはり自分の色を出したいというか、そういうところで21番はありがたいなと思います。

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著者プロフィール

プロ野球の”いま”を伝える野球専門誌。年4回『季刊ベースボール・タイムズ』を発行し、現在は『vol.41 2019冬号』が絶賛発売中。毎年2月に増刊号として発行される選手名鑑『プロ野球プレイヤーズファイル』も好評。今年もさらにスケールアップした内容で発行を予定している。

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