10月25日にリリースされたスマートフォン専用の本格派競走馬育成シミュレーションゲーム（SLG）アプリ『ダービーストーリーズ』。スマホ競馬ゲーム史上最高クオリティという美麗グラフィック、ラジオNIKKEIのエース・中野雷太アナによる音声実況など、『本物の競馬がここにある』というキャッチコピーにたがわぬリアルな競馬の世界がスマートフォン上で展開されている。

　そんな今最も“アツい”競馬ゲームに、不惑を迎えたアナログ人間であるスポーツナビ競馬担当もどっぷりとハマってしまったのである。その様子は前回掲載したレポートがあるので、ぜひそちらをご覧ください。

　一方、『ダービーストーリーズ』には美麗グラフィックや中野アナの音声実況のほかにも、大きな目玉がある。それが充実のオンライン機能だ。それは大きく分けて2つ。「クラブ」と「オンラインレース」。その実力はいかなるものなのか？　今回、スポーツナビ編集部の中でも競馬好き＆ゲーム好きを集めて『ダービーストーリーズ』の「クラブ」と「オンラインレース」で遊んでみた。

『ダービーストーリーズ』を遊びつくすべく、日々の業務が忙しい中でも召集に応じてくれたスポーツナビの競馬好き＆ゲーム好きは計5名。

・コバヤス（デザイン担当）
・レイ（企画担当）
・コバリサ（技術担当）
・ハヤシ（デザイン担当）
・筆者（編集担当）

　皆さん、よろしくお願いします。

　さて、まず紹介したいのが「クラブ」機能だ。これは『ダービーストーリーズ』のユーザー同士が集まり、1つのチームを結成すること。このクラブに参加することで、実に様々な恩恵を受けることができるのだ。ひと足先にクラブに参加していたハヤシがクラブ機能の良さを教えてくれた。

「調教をすれば通常よりも効果がアップするので、馬の育成がすごくはかどるんです。これはメッチャお得ですね！」

　クラブにはトラックやウォーキングマシン、ゲートなど様々な施設が備わっており、それら施設のレベルに応じて、普段の調教の効果（各パラメータの上昇値）がアップするのだ。施設の拡充には資金が必要となるのだけど、それはレースで稼いだ賞金の一部がクラブの資金にも加算されるので、クラブの人数が多く、また強いオーナーがいれば、それだけクラブのレベルがどんどん上がり、調教の効果もグングンとアップしていく。ハヤシが加入していたクラブも強いオーナーが集まっていたため、「物すごい恩恵を受けました。初心者の僕でも強い馬を育てることができました」と、クラブ機能の凄さを実感したようだ。

　そんな最年少ハヤシ君の熱弁を聞いたからには一刻も早くクラブを設立しなくては！　というわけで、スポナビ牧場でもクラブを設立。名前は「ロス・インゴベルナブレス・デ・スポナビ」にしようかと思いましたが、字数オーバーのため、ここはストレートにサンデーレーシングにあやかって「スポナビレーシング」と命名。参加してくれたスポナビメンバーのオーナーたちにもクラブに加入してもらった。

　実際にクラブに加入して感動したのは、調教の追加効果はもちろんのこと、クラブには農園があり、そこで毎日ニンジンを収穫できること。調教効果や調子をより高めるためには体重管理も重要なのだが、そのためにもニンジンは必須アイテム。そんな数限りある重要アイテムを毎日手に入れることができるなんて、素晴らしい！　さらにクラブ内のショップでは競走馬の調子がアップする特別なエサを購入することができたり、SSランク種牡馬が当たる種牡馬抽選に必要なプレミアチケットや行動力を回復するチャージボトル、競走馬の疲労度を一気に0％にしてくれる温泉などが当たるふくびきを引くことができるなど、貴重なアイテムを手に入れることができるのだ。

　クラブって、いいこと尽くしですね。まだ無所属ですというオーナーの皆さん、クラブは絶対におすすめ！　参加した方が断然お得ですよ!!

　さらに、クラブ内にはチャットルームが設けられている。ここではもちろん、クラブメンバーとチャットを楽しむことができ、ダービーストーリーズの攻略情報を共有する一方で、リアルの競馬談義に花を咲かせるのも楽しいだろう。こうしてクラブメンバーと交流を深め、結束を強くすることができるというわけだ。