IDでもっと便利に新規取得

ログイン

チームにとって核となるアロンソの存在
今宮純のF1ザ・ショウダウン

ルーキーイヤーに匹敵するワーストシーズン

メキシコGPでテンガロンハットをかぶるアロンソ
メキシコGPでテンガロンハットをかぶるアロンソ【XPB Images】

 フェルナンド・アロンソが今年チェッカーを受けられたレースは、メキシコGPまでわずか6戦しかない。リタイア以外にも“DNF(フィニッシュできず)の完走扱い”や、“DNS(スタートできず)”が続いた。モナコGPを休んで参戦したインディ500でもチェッカーはかなわなかった。


 現在のF1ドライバーズランキングは16位、ストフェル・バンドーン(15位)より下、ルノーから離脱したジョリオン・パーマーの一つ上でしかない。ミナルディからデビューした2001年がランク23位で16年ぶりのワーストシーズンなのだ。


 ここ3年は表彰台どころか、入賞圏に割り込むことさえぎりぎりの戦いが続いた。あらためて計算すると、15年からマクラーレン・ホンダのグリッドダウン・ペナルティ累計は今季のメキシコGP時点で“825”に達しているのだ。

我慢強さには定評のあるアロンソ

 それでも2度の年間王者は10月19日にマクラーレンとの契約更新を発表。ホンダからルノーPUに変わり、すべてがリセットされる新プロジェクトを我慢強く待つことにした。


 アロンソの我慢強い性格については、こんなエピソードがある。


 鈴鹿サーキットホテル内のレストランは日本GPの週末、関係者で大混雑。アロンソと仲間たちは注文した前菜カラマリ・フリット(イカのフライ)を待っていた。30分経ってもなにも出てこない。席を立つとアロンソは厨房まで行き、自分でオーダーを確認。さらに時間が過ぎてから、フロアマネージャーが彼らに持ってきたのは“コカ・コーラ”だった。


「カラマリ・フリット」と言っているのに、なぜ「コカ・コーラ?」が出てくるの。アロンソは自分の発音が悪いのかと、怒らずに大笑いして受けとったという。偉ぶらないアロンソ、辛抱強いアロンソ、待ち続けるアロンソ。しかしこの3シーズンはあまりに長かった。

F1速報
F1速報

現在、日本で唯一のF1グランプリ速報誌。サイトでは最新ニュースとともに、ウェブ限定のオリジナル記事を多数掲載しています。現場からの速報だけでなく、独自の分析やバラエティ企画も充実。F1ファンが、もっとF1を楽しむための場を目指して、これからも進化していきます。

スポナビDo

新着記事一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント