天皇賞(秋)は初挑戦馬が狙い目か!? キタサンブラックは好走データにぴったり
現役トップクラスの実力馬が集結
過去10年で天皇賞(秋)で好走した馬と年齢
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
エイシンフラッシュやウオッカなども天皇賞(秋)を複数回好走しているが、優勝した翌年は着順を落としている。3着までにとどまっていればまだいい方がだが、トーセンジョーダンやラブリーデイなどは大きく着順を落とした。勝ち馬に限らず、前年2着だった馬も次は3着以下に落ちるケースがほとんどで、2回連対することも非常に困難だと言える。
また、勝ち馬は先ほどのカンパニーを除き、すべて4歳か5歳。3歳馬や6歳以上の馬の勝利は、過去10年ではほとんどみられていない。まずは単純に4歳や5歳の馬がかなり強いレースであることが言えるだろう。
そして、複数回の好走が難しい、前年の好走経験による着順の上昇がかなり見込みにくいという特性が見られるため、天皇賞(秋)初挑戦馬の取捨が非常に大事になりそうだ。初めて挑戦してくる馬の中から狙いを立てる必要があるだろう。
4歳時に天皇賞(秋)で好走した馬(過去10年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
それならばむしろ前走毎日王冠で3着以内に入っていた馬の方が狙いやすい。天皇賞(秋)初挑戦の上がり馬に注目してみたい。