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稲葉監督、新生・侍Jに「みんな期待」
韓国・宣監督、台湾・洪監督も意気込み
初陣となる「アジアプロ野球チャンピオンシップ」へ向けて意気込みを語る稲葉監督
初陣となる「アジアプロ野球チャンピオンシップ」へ向けて意気込みを語る稲葉監督【スポーツナビ】

 11月に開催される「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16〜19日・東京ドーム)に出場する稲葉篤紀監督率いる侍ジャパントップチームのメンバーが12日、都内ホテルで発表された。

 過去に侍ジャパンにも選出されたことがある巨人・田口麗斗や横浜DeNA・山崎康晃、ルーキーながらレギュラーポジションを獲得した埼玉西武・源田壮亮、中日・京田陽太ら22名と、オーバーエイジ枠として中日・又吉克樹、福岡ソフトバンク・甲斐拓也、西武・山川穂高の3名、合計25名が選出された。


 韓国と台湾のメンバーも発表され、韓国にはかつて中日で活躍した李鍾範の息子である李政厚、台湾には巨人・陽岱鋼、千葉ロッテ・陳冠宇(オーバーエイジ枠)、西武・呉念庭が選ばれている。


 また、メンバー発表会見後には侍ジャパントップチーム・稲葉監督、韓国代表・宣銅烈監督、台湾代表・洪一中監督が顔をそろえて、今大会への意気込みを語った。

「オーバーエイジ枠の選出に悩んだ」

 以下は、メンバー発表後の稲葉監督の一問一答。


――25名の選考で一番悩んだところは?


 オーバーエイジの3人をどう選んで、どのようにプレーヤーとして戦ってもらうのか。そこは非常に悩みました。


 ポジションを24歳以下でいろいろ当てはめてみたところ、セカンドとファーストになかなか選手がいないというところで、内野手1人(西武・山川)を選んで、キャッチャーの甲斐選手は(福岡)ソフトバンクの優勝に大きく貢献したと思いますし、今後を見据えてぜひ見たいということで選出しました。


 又吉選手も今後を当然見据えているんですが、中継ぎの軸としてしっかりとやってもらいたいというところで選ばせてもらいました。


――投手陣は若い選手が多いが、先発の柱として期待する選手は?


 期待はみんな期待したいと思うんですが、本当に若いチームなので、自分の実力というものを精一杯出してくれればいいかな、と。思い切ってやってくれればいいかなと思います。


――トップチームで選ばれている選手も3人ほどいますが、山崎投手、田口投手については?


 日の丸を背負って戦ったこともある選手ですので、そういう選手がこのチームを引っ張っていってもらいたいと思いますし、いろいろなことを伝えながらやっていってほしいという思いはあります。


――野手では中軸を担う選手は?


 いろいろな調子を見ながらやっていきたいと思いますけども、オーバーエイジで選ばせてもらった山川選手は今年の西武で途中から4番を打っていましたし、中軸を打ってほしいなという思いは持っています。


――野手では俊足の選手も多いが、スモールベースボールを考えている?


 足も含めて機動力は日本の野球がずっとやってきたことなので、機動力はしっかりと使っていきたいと思います。スモールベースボールとはよく言われますけど、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を見ても結構ホームランも出ていましたし、段々力がついてきていると僕は思います。機動力も使いながら、主軸は長打と言いますか、しっかりと打撃の軸となって打ってもらいたいと思います。


――キャプテンは誰?


 果たしてキャプテンはいたほうがいいのか、どうか。キャプテンを選ぶなら誰にするのか、そこの議論は各コーチといろいろ話をしながら決めていきたいと思います。


――稲葉監督の初陣ではあるが、選手に期待することは?


 アジアの中での自分のレベルを知ることも非常に大事ですので、そういう意味でも今回U−24世代ということで、当然日の丸を背負ってプレッシャーも大きいと思いますけど、今まで自分がやってきたことをそのまま試合で出してくれたらいいのかな、と。


 僕も監督として個々の選手がどの打順で、どのポジションで生かされるのかな、というのをしっかりと考えていきたいと思います。

「選手選考はコーチ陣で共有している」

――オーバーエイジがファースト、セカンドが見つかりづらかったと言っていたが、その理由は?


 セカンドとファーストがいないというのは、ファーストは結構外国人も来ますし、打撃の中心を打つ選手が各球団が多いので、U−24の若い世代でファーストを守っている選手がいるかというところで、なかなかいませんでした。セカンドも中心となる菊池(涼介/広島)、浅村(栄斗/西武)もそうですが、U−24の中で1軍でやっている選手が少なかったというところで今回悩みました。


――投手の起用法は? 今季、山崎投手と近藤(大亮)投手(オリックス)はリリーフで投げて、山岡(泰輔)投手(オリックス)はルーキーながら1年間投げていたが?


 シーズン中にたくさん投げて今回は疲れもあると思いますが、3試合ということで、どうでしょうか? 使い方はこれからいろいろ考えていかなくてはいかなければと思いますが、試合日程は16日に試合をして1日空いて、連投は決勝に行ったときの1日しかないので、そこも含めてどういう起用法にするのか、ピッチングコーチと考えていければと思います。


――先日、稲葉監督は台湾に視察にいったが、韓国、台湾で気になる選手は?


 韓国のチームはまだ選手をしっかり見られていないので、これから映像を見て対策を練ろうと思います。台湾は先日視察に行って、バッターもいいんですが、抑えで投げてくる選手はいいピッチャーがいますので、そこもしっかり対策をしなければいけないと思っています。


――実績のある田口投手はエース格? 2020年東京五輪に向けての期待は?


 田口投手については、どの球団に聞いても、正直言って見た目はそんな勢いはないんですが、安定感がありますし、バッターも非常に打ちづらいという報告を受けています。ジャパンにも入ったこともありますし、今後この投手陣の中心になってもらいたいなと思います。


――ソフトバンクの上林誠知選手の印象は? 彼への期待は?


 上林選手は僕に良く似てる(笑)と言われていて、非常に気になる選手でした。今年1年間見させてもらいましたけど、本当に真面目で一生懸命やっている選手だなと思っていました。リストも強いですし、長打力を今年課題に掲げていましたが、長打力もついてきて、今後期待したいなと思う選手ではあります。


――オーバーエイジの3選手は年齢がU−24の選手と比較的に近いが、若い選手との一体感を考えた?


 あまり歳が離れすぎていてもなかなかコミュニケーションが難しいという思いもあって、なるべく近い年齢でという思いはありました。その中でオーバーエイジ枠とひとつになってやっていくことが大事だと思って、そういう選手を選びました。


――コーチ陣とは選手選考ミーティングはやったか?


 コーチを決めた時点で、みんなで集って、そこで連絡先の交換をしまして、何かあるごとにはみんなで連絡を取り合ってやっていました。例えばこの選手はどうだ? この選手はどんな感じ? というのは、全部共有しながら選びました。


――ルーキーが選ばれているが、京田、源田選手に2人についての期待は?


 選考した理由は、今年は新人としてショートで2人ともレギュラーとしてやっていましたし、守備力、走力、打力と3拍子そろった選手だな、と。このショートを2人選びましたが、2人をどのようにプレーしてもらおうかなというのは非常に悩んでいます。2人を同時に使いたいという思いはありますが、ポジションの関係もあるので、これからどういう使い方をするのかは、これから非常にいい悩みとしてしっかり悩んでいこうと思います。


――選手選考について、リストアップした選手は多かったと思うが?


 若い選手がどんどん出てきている途中なので、名前は挙げられませんが、呼びたい選手は非常にたくさんいました。これから非常に楽しみだなという思いはあります。

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