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侍ジャパンのコーチに金子誠らが就任
稲葉監督「言いたいことは言える関係」

「決して仲良しコーチ陣ではない」

コーチングスタッフを発表した侍ジャパン・稲葉監督。侍ジャパン公式マスコットのたまべヱや大会の協賛となったENEOSのイメージキャラクター、エネゴリらと記念撮影に収まった
コーチングスタッフを発表した侍ジャパン・稲葉監督。侍ジャパン公式マスコットのたまべヱや大会の協賛となったENEOSのイメージキャラクター、エネゴリらと記念撮影に収まった【スポーツナビ】

以下は稲葉監督との一問一答。


――監督に就任されてから1カ月。解説者の立場と選手の見方が変わったか?


 変わりましたね。当然変わっていなければいけないと思いますし。この選手が国際大会に立ち向かった場合どういう感じになるのか、この選手はどのように使えるのか、とか。いろいろな可能性を含めて選手を見るようになりました。


 その中で国際大会はいろいろなことが起こるので、気持ちの切り替えであったり、自分の感情を抑えたりとか。技術的なこともそうなんですけど、打者だったら調子が悪いときに2打席目、3打席目どうしていくのかとか、そういう修正能力などを含めて見させてもらっています。


――コーチ陣も発表されたが、どんなチームをつくっていきたいか?


 一番最初に伝えたのは、2020年東京五輪の金メダルを一番最大の目標にしていますと話しました。それぞれ国際経験もしていますし、メジャーでプレーした選手もいますし。清水コーチは優勝チームでやっていますし、僕も一緒にプレーをしましたけど、選手とのコミニケーションも取れますし。


 監督に決定権はありますが、いろいろな意見を出し合いながらみんなで強いチームにしていくということを話させてもらって、それは分かってもらえたと思います。


 多分仲良しチームと言われるんじゃないかと僕も思っていますが、ちゃんと言いたいことは言える関係ですし、そこはしっかりとコミュニケーションを取って、とにかく金メダルを最終的に取るという目標の中でしっかりとやっていきたいと思います。


――選手選考の途中だと思いますが、どんな選手を選んでいきたい?


 コーチもそろいましたし、これからいろいろ話し合いながら決めていきたいと思います。


――オーバーエイジはどんな選手が必要か?


 理想としては選手を引っ張ってくれる選手が必要と思ったんですが、いざメンバーを集めてみますと、やはりこの試合を勝つために、どこを補っていかなければいけないかを考えなくちゃいけないと思いました。


 当然先頭に立ってやってもらわなければいけないんですけど、とにかく戦力としてしっかりとやってもらわなければいけないと思います。


――初陣まであと2カ月間。どんな準備をする?


 とにかく選手をしっかり見て、人選のところでしっかり戦える選手を見つけていかなければいけないなと思います。僕も監督経験がありませんので、球場へ行ったり、テレビを見ながら、監督目線でしっかりやっていく必要があると思います。


――稲葉ジャパンはどんなチームを目指したい?


 日本の野球は投手中心とした守りの野球なので、それを基本線に、国際大会は短期決戦ですので、当然点を取らないと勝てない中で、日本は緻密な野球ができますし、走塁面もしっかりとした走塁ができますので、攻撃面では足を絡めてやっていく野球をやっていきたいと思います。

コーチの選出理由を個々に説明

――24歳以下は日本ハム・大谷翔平選手のイメージがあるが、彼の招集の可能性は?


 当然24歳以下でじゃなくても中心選手になっていくのは間違いないと思います。そこの期待をしていきたいと思います。招集の可能性は十分あります。


――それぞれのコーチを選ばれた理由は?


 金子コーチはヘッドコーチにしたんですけど、彼も五輪経験があって、今は打撃コーチをしていますけど、守備もいろいろな目線、いろいろな意見を持っていますし、投手分析も非常にすばらしいものを持っています。あと攻撃面でも打撃コーチをされていて幅広い知識を持っていますので、総合的に考えてヘッドコーチにさせてもらいました。


 清水コーチは選手とコミュニケーションも取れますし、サードコーチとしての経験も豊富です。外野手守備のここは前進守備にする、しないなどの判断も素晴らしいと思っています。走塁面でも投手のクセを盗むのがうまいですし、外野は清水コーチにしました。


 建山コーチはメジャーにも行きました。僕は一番大事にしたいのは中継ぎ投手なんですけど、彼は中継ぎをずっとやってきて中継ぎの気持ちは非常に分かります。一緒にプレーしましたけど、今の彼の解説を聞いても投手の見ている観点がすごいなと思うところがたくさんありまして、そういうところでうまくやってくれるのではと思います。


 バッテリーコーチでは村田コーチなんですが、彼とはWBCで一緒にやりましたけど、国際大会ではコミュニケーションが大事だと思っているんですけど、そういう意味でも現役コーチでもありますし、いろいろな選手を見ていますし、前回のWBCを踏まえていろいろなアドバイスをしてもらえるのではと考えています。


 井端コーチも国際経験豊富で、今内野のコーチをやられていますけど、優れた能力を持っていますし、いろいろな意見を持っています。2013年のWBCでは大事なところでのヒットが印象的なんですけど、ああいう経験を選手にいろいろ伝えていってほしいと思って、内野は井端コーチにしました。


――東京五輪ではコーチの人数が少なくなるが、このコーチ陣から絞っていく?


 あくまでも2020年に向けてなんですけど、この陣容で固めていくのかは、これから試合をしていく中でやっていく必要があると思っています。


――打撃コーチは未定だったが、投手コーチは1人?ブルペンにもう1人置くのか?


 ブルペンは置きません。もう1人、打撃コーチを選ぶ予定です。


――U−18侍ジャパンの戦いぶりについての感想は?清宮選手については?


 U−18野球W杯は、アメリカ、韓国の両チームが強かった印象を持ちました。選手たちは人数が少なくて、ケガ人も出たと聞いています。それでも選手たちは頑張っていましたが、こういう国際大会での悔しい思いを彼らにとって今後生きてくると思いますし、生かしてほしいとも思います。当然彼らも3年後にどうなっているか分かりません。当然メンバーに入ってくる可能性も十分にある力を持った選手ばかりだと思います。


 清宮選手の進路は今後どうなるか分からないですけど、今後日の丸を背負ってやりたいと思って、もっともっと成長していってほしいと思います。

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