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新潟でロードクエストの圧巻パフォ再び?
重賞ウィナー9頭が参戦、関屋記念座談会

競馬専門紙「優馬」トラックマン座談会

 今週、新潟で行われるのはサマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念。昨年の1、2着馬に加え、サマーマイル初戦・中京記念の勝ち馬ウインガニオン、さらにはGIホースも2頭出走してきて混戦ムードが漂っている。まだまだ続く猛暑の中、甲子園球児に負けじと優馬TM(トラックマン)のバトルもヒートアップ。

上位は人気も実力も拮抗ムードだが 本紙武井はアノ馬の復活に期待

一昨年、同じ舞台で行われた新潟2歳Sを圧勝したロードクエスト(撮影:日刊ゲンダイ)
一昨年、同じ舞台で行われた新潟2歳Sを圧勝したロードクエスト(撮影:日刊ゲンダイ)【(C)競馬専門紙「優馬」】

デスク「ハンデ重賞が多い夏場にあって、このレースは斤量差も少ない別定戦。加えて、力通りの結果となりやすい新潟外回りコースのマイル戦だけど、今年は上位拮抗の混戦ムードだな」


武井「重賞ウィナーもズラリと揃って難しい一戦だと思いますが、僕はロードクエストの復活に期待します。復帰戦の前走は後方から外を回っただけで、試走に徹したあくまで“叩き台”というレースぶりでしたが、それでも休養前のような掛かる素振りも見せず、リラックスした走りには好感が持てました。上がり3ハロンの数字も、新潟2歳Sでマークした32秒8に次いで自身2番目に速いものでしたし、復調は十分に示したと言えますね。ほぼ馬なりで抜け出して、後続に4馬身差という圧巻のパフォーマンスを演じた2年前の夏を再現してくれると思いますよ」


坂倉「僕も、その2年前の夏のパフォーマンスが忘れられません。久々で陣営のコメントも煮え切らなかった前走を叩いての上積みは大きいと思いますし、能力全開なら当然勝ち負けになりますね」


久光ロードクエストがマイル戦で敗れた2戦のうち、マイルCSはGIで仕方なかったと言えますが、富士Sは超スローにハマったものでした。展開に左右される脚質的な弱みはありますが、先行馬多数の今回はさすがに超スローは考えにくいと思いますし、ここで久々の美酒を味わえそうですね」


デスク「コジもイイ話を聞いてきたんだよな」


小島「前走は爪の外傷で休養も長引いたこともありましたし、1400mも少し忙しかったようですね。むしろ、それで5着なら“よく走っている”というムードでした。休養前に敗れた2戦の時も、気持ちの面でグッとくるところがなく、陣営から強気なコメントはありませんでしたが、今回は“叩いてグンと良くなっているし、勝った4走前のデキにはある。気持ちも入って、久々にこの馬本来の走りを見せられそう”と、一気にトーンが上がっています。ここを狙わずしていつ狙うのか、今でしょ。という感触でしたね」


デスク「本家の先生とは違って、コジの“今でしょ”は少々胡散臭さが否めないが……」


守屋「僕はブラックムーンの巻き返しに期待します。直線に向くまではひたすら脚をため、あとは前が止まれば……、という不器用な馬ですが、2走前の米子Sではレースの上がりを1秒も上回る32秒4でレコード勝ちしたように、現役でも屈指の決め手を持ってますからね。前走も決して展開が向いたとはいえない中で3着まで追い込んできていますし、前で引っ張る馬が多いここは、今度こそ重賞初制覇のチャンスだと思います」


佐藤直「新潟外回りのマイル戦は、それこそ“ここで勝てないといつ勝つの?”と言っていいくらい、ブラックムーンが能力を最大限に発揮できる舞台だよ。2走前のレコード勝ちを持ち出すまでもなく、今の速い時計が出る馬場も歓迎だし、機は熟したと見ていいだろうな」


福田ブラックムーンの前走は“全然進んでいかなかった“というデムーロ騎手のコメント通り、直前の降雨で馬場が緩くなったことが最大の敗因や。それでも、レコード勝ちのあとで馬体が10キロも増えていたのは好材料やったし、西浦師いわく“今回は前走のダメージも少なかったので、予定通りの調教メニューが消化できた“とのこと。“自分のリズムで運べる良馬場で”という願いも叶うんやったら、当然買いの一手やろ」


西田「私は昨年の勝ち馬ヤングマンパワーを狙います。昨年のみならず、3歳で挑んだ一昨年も3着という相性のいい舞台ですし、GIでこそ厚い壁に跳ね返されていますが、GIIIでは3勝を挙げている馬。2走前のマイラーズCでイスラボニータにコンマ3秒差の内容も評価できますから、けっして力の衰えもないと思います」


大江原ヤングマンパワーの前走は、GIで相手が強かったと言うよりも、大外枠から位置を取りに行って厳しい流れに巻き込まれたもの。本来は馬任せでジワッと進出して行く形が理想の馬で、この舞台ではそういう競馬ができるんだよな。暑い時期がいい馬で、前走後は放牧に出てここから始動、というのも予定通りだし、今回は緊張感を持たせるためにコース追いも取り入れて“今年の中では一番いい状態”と、手塚師もご満悦だったよ。初コンビとなる石橋脩騎手も中間の調教で感触を確かめているから、この馬の能力を引き出してくれるはずだぞ」


デスク「昨年の勝ち馬が連覇を狙う一方で、昨年はクビ差2着だったダノンリバティもリベンジに燃えていると思うが」


伊利ダノンリバティは、中京記念5着から、という昨年と全く同じ臨戦過程ですが、その中京記念では、出脚一息で後方から運んで差し届かずという、まるで昨年のリプレイのような負け方でしたからね。ここで巻き返すフラグは立っていると思います」


瀬古「前走については“位置が後ろ過ぎたしコース取りも悪かった”と、音無師は弟子の松若騎手に“おカンムリ”の様子でしたが、内の経済コースを走った勝ち馬とは2走前に接戦を演じてましたから、そう思うのも無理はないでしょうね。ただ、ダノンリバティは本質的に叩き良化のタイプですし、汚名返上の騎乗も期待できるのではないでしょうか」

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