地方大会の最多安打は?最多奪三振は? 今夏の甲子園を楽しむデータを紹介

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史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の主将を務める福井。地方大会では今夏の甲子園出場全メンバーで最多の18安打を放った 【写真は共同】

 8月7日に開幕する第99回全国高等学校野球選手権大会。全国から49の代表校が兵庫・甲子園球場に集結し、全国制覇を目指す。本稿では出場選手の地方大会における個人成績をランキング化し、今夏の甲子園を楽しむためのデータを紹介。本大会でも活躍が注目される選手は誰だ!?

最多安打:大阪桐蔭・福井章吾

1位:福井章吾(大阪桐蔭)18本
2位:松田夏生(盛岡大付)、井上莞嗣(土浦日大)、竹輪涼介(秀岳館)16本
3位:増田珠(横浜)15本

 最多安打は大阪桐蔭(大阪)の主将・福井。8試合で30打数18安打、打率6割と打ちまくった。2位は盛岡大付(岩手)・松田、土浦日大(茨城)・井上、秀岳館(熊本)・竹輪がそれぞれ16本で並んだ。3位には横浜(神奈川)の主砲・増田がランクインしている。

最多打点:花咲徳栄・西川愛也

1位:西川愛也(花咲徳栄)18打点
2位:猪田和希(神戸国際大付)14打点
3位:山田利輝(仙台育英)、島村功記(高岡商)、山田健太(大阪桐蔭)13打点

 最多打点は花咲徳栄(埼玉)・西川の18打点。ドラフト候補としても注目される左の好打者は甲子園でも打点を稼げるか。2位は神戸国際大付(兵庫)・猪田が続き、3位には仙台育英(宮城)の山田、高岡商(富山)の島村、センバツでも活躍した大阪桐蔭・山田が入っている。

最多本塁打:横浜・増田珠

地方大会で4本塁打を放った盛岡大付の植田。165センチと小柄ながら高校通算本塁打は60本を数える 【写真は共同】

1位:増田珠(横浜)5本塁打
2位:川村友斗(北海)、植田拓(盛岡大付)、西川愛也(花咲徳栄)、猪田和希(神戸国際大付)、杉園大樹(明豊)4本塁打

 最多本塁打は横浜・増田。激戦区・神奈川大会で4試合連続を含む5本のアーチを架け、本大会でも猛打が期待される。2位は5人が4本で並び、打点でもランクインした西川、猪田以外にも北海(南北海道)・川村、盛岡大付・植田、明豊(大分)・杉園がそれぞれ持ち前の長打力を発揮した。

打率:秀岳館・竹輪涼介

1位:竹輪涼介(秀岳館)7割6分2厘
2位:諸橋駿(中京大中京)6割8分8厘
3位:松田夏生(盛岡大付)、宮木滉生(津田学園)、森田貴(神戸国際大付)、三村鷹人(明豊)6割6分7厘

 試合数×3.1打席以上の選手から算出。打率が最も高かったのが秀岳館・竹輪。地方大会では1番として21打数16安打。準々決勝、準決勝では全打席で出塁と、切り込み隊長の役割を全うした。2位は中京大中京(愛知)・諸橋が入り、3位には4人が6割6分7厘で並んでいる。

最多盗塁:松商学園・井領大輔

1位:井領大輔(松商学園)9盗塁
2位:鈴木萌斗(作新学院)8盗塁
3位:丸山和郁(前橋育英)7盗塁

 地方大会の“盗塁王”は松商学園(長野)・井領。7試合で9盗塁を決め、チームの機動力を生かした野球を体現した。2位は作新学院(栃木)の鈴木。全国制覇を果たした昨夏を知るリードオフマンは、本大会でもグラウンドを疾走するか。

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