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1番人気が勝てない函館記念
2歳王者サトノアレスに苦戦のデータ

波乱含みのハンデ戦

 今週行なわれる重賞は函館記念のひとつのみ。11年以降、7番人気以下のダークホースが必ず2頭ずつ3着以内に入っている、波乱含みのハンデ戦だ。そんな難解な一戦のレース傾向を、データから読み解いてみよう。集計対象は過去10年だが、札幌で行なわれた09年は除き、実際には07、08年と10〜16年の計9年分となっている。データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

人気別成績

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表1は人気別成績。まず目につくのが、1番人気が【0.2.0.7】と苦戦していること。ただし、集計対象となる9年のうち、2〜4番人気が計8勝を挙げている点には気をつけたい。1番人気が不振で、穴馬の好走も多いレースではあるものの、勝ち馬に関しては人気サイドから出ることが多いのだ。2、3着には人気薄が突っ込むことが多く、7番人気以下から2、3着に入ったケースは都合13回を数える。10番人気以下から2着に入ったことも3回あり、人気薄まで手広くフォローしたいレースだ。

枠番別成績

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2は枠番別成績。ご覧の通り、集計対象の9年で1着馬がすべて2〜4枠から出ているというかなり極端な傾向が出ている。最内の1枠は2〜4枠に比べて数字が落ちるものの、それでも5〜8枠より高い複勝率が残っている。一方、外枠は総じて不振で、なかでも大外の8枠からは連対例さえ見られない。函館記念は、思った以上に枠が重要なレースと考えたほうがいいだろう。

年齢別成績

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表3は年齢別成績。3歳や4歳といった若い馬の出走例はそれほど多くはないものの、好走率が高く、出てきたら有利。ただし、7歳が2勝2着1回、8歳も1〜3着に1回ずつ好走しており、好走率も極端には下がらない。11年には10歳のマヤノライジンが2着に入った例もあり、高齢馬にもチャンスがあるレースとみていいのではないか。

JRA-VANデータラボ