4馬身差圧勝ダノンプレミアムに★7つ! 初勝利エイシンフラッシュ産駒にも高評価

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」の2歳馬チェック

 上半期を締めくくる宝塚記念が終わり、春の東京・阪神開催もこれが最後。阪神では圧倒的なパフォーマンスを見せ付けたダノンプレミアムが、東京では父エイシンフラッシュに初勝利を届けたスワーヴエドワードが高評価を獲得!

完成度の高さで圧勝 ダノンプレミアム

2着に4馬身差をつけてダノンプレミアムがデビュー勝ち(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

6/25(日) 阪神5R 2歳新馬 芝1800m外
ダノンプレミアム 牡 馬体重:476kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:川田 厩舎:(栗) 中内田
生産:ケイアイファーム
馬主:ダノックス
父ディープインパクト
母インディアナギャル(Intikhab)

 好スタートで二の脚も速く、すんなりと2番手へ。600mを通過した辺りでアドマイヤビクターが外から進出してきたが、動じることもなくポジションをキープ。4角を先頭で回ってくると、その勢いのままに4馬身差の圧勝。稍重という馬場状態を考えれば勝ち時計も優秀で、今後が楽しみな1頭だ。

馬体診断 
 メイチではないが、仕上がりの良さは目に付いた。ディープインパクト産駒らしいバランスの良さがあり、トビの大きなフォームで距離はもっとあっても良さそう。稍重の馬場をこなすパワーはあるが、コーナーでノメるようなシーンも一瞬あっただけに、理想は良馬場か。兎にも角にも現時点での完成度は高い。

血統診断
 母はアイルランドで重賞2、3着が5回。全兄はこの6月に2勝目を挙げたが、兄弟馬全体で見ると、やや物足りない印象も。とはいえ父ディープインパクト×母父Intikhabという組み合わせはダービー2着のサトノラーゼンと同じ。クラシック向きの血統構成であることは間違いない。

馬券の狙い目→直線が長く広いコースの2000〜2400mが適鞍。京都新聞杯(京都外回り2200m)などで狙ってみたい。

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