【W-1】芦野が土肥を下しV3に成功 ジャケット死守のイケメンが近藤に弟子入り

高木裕美

王者・芦野は土肥に圧勝し3度目のW-1王座防衛に成功 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 6日の「WRESTLE−1 TOUR 2017 OUTBREAK」東京・後楽園ホール大会では、3大タイトルマッチなどが行われ、798人を動員した。メインイベントのWRESTLE−1チャンピオンシップ王座戦では、王者・芦野祥太郎が土肥孝司を退けV3を達成。9.2神奈川・横浜文化体育館大会では、王者として今年の「WRESTLE−1 GP 2017」優勝者を迎え撃つことになった。

ジャーマン4連発からアンクルロックで完勝

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 芦野はこれまで、河野真幸、近藤修司、征矢学というベテラン世代を次々と撃破。今回は同じ27歳の土肥を迎え撃つと、序盤から足攻めで自分のペースに持ち込んでいく。土肥もセコンドの力強い応援を受け、変形羽根折り固め、セントーンを繰り出し、15分過ぎにはコスチュームのショルダーをはずしてパワーボムで勝負に出るも、カウントは2。芦野は土肥の張り手連打にもひるむことなく、怒とうのジャーマンスープレックス4連発から投げっぱなしでマットに叩きつけ、アンクルロックでギブアップさせた。

「挑戦したければトーナメントで勝ってこい」

「WRESTLE−1 GP 2017」の出場者たちが芦野包囲網 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 試合後、7.12後楽園でワンナイトトーナメント方式で行われる「WRESTLE−1 GP 2017」の出場者たちが現れ、芦野包囲網を敷くも、芦野は「オレに負けたヤツばっか。挑戦したければトーナメントで勝ってこい」と見下すと、「オレとWRESTLE−1の新しい風景、期待しておいてください」と、長期政権を誓った。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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