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竹下がヤス・ウラノを下しKO-D王座V3に成功
7カ月ぶり復帰ササダンゴをみのるが手荒い祝福
竹下は今大会を最後にDDTを退団するヤス・ウラノを下しKO-D王座V3に成功
竹下は今大会を最後にDDTを退団するヤス・ウラノを下しKO-D王座V3に成功【写真:前島康人】

 28日のDDTプロレスリング「Audience2017」東京・後楽園ホール大会では、2大タイトルマッチなどが行われ、満員となる1384人を動員した。

 メインイベントのKO−D無差別級選手権試合では、王者・竹下幸之介が「いつでもどこでも挑戦権」保持者のヤス・ウラノを退け、3度目の防衛に成功した。

 当初、今大会では“帝王”高山善廣が王座挑戦を表明していたが、5.4大阪大会で前方回転エビ固めを仕掛けた際に、頸髄損傷および変形性頸椎症の重傷を負ったことにより、高山からピンフォールを奪ったウラノが挑戦権を獲得した。41歳、キャリア17年のウラノは「残り少ないプロレス人生でプロレスの幅を広げていきたい」と、今大会を最後に退団。この試合がDDT所属としてのラストマッチとなった。

フリーとして歩み出すウラノに無言のエール

【写真:前島康人】

 21歳、キャリア5年弱ながら、エースとしての風格を身につけた竹下は、KAIENTAI−DOJO出身のウラノに対し、K−DOJOゆかりの選手の技を見舞うと、さらにTシャツを脱がせた胸板にチョップ、さらにはナックルを打ち込み、フリーとしての道を歩み出す先輩に無言のエール。

新必殺技サプライズローズでフィニッシュ

【写真:前島康人】

 ウラノも場外へのシルバーブレッド、急所蹴り、クロスアームカナディアンボム、ツームストンパイルドライバーなどの得意技を繰り出すが、竹下はこれをすべて受け止めた上で、バックドロップ、ラリアット、顔面蹴りから、手首をクラッチして脳天から落とす新必殺技サプライズローズで3カウントを奪った。

ウラノ「君はDDTの宝で、僕の宝だよ」

【写真:前島康人】

 試合後、竹下が「ウラノさんほど、DDTのファンに愛されているレスラーはいない」と語ると、ウラノも「僕の前に現れてくれてありがとう。DDTに来てくれてありがとう。君はDDTの宝で、僕の宝だよ」と、自分が去った後のDDTを支えていく竹下に感謝。固く抱き合い、涙を流した。

 なお、メイン終了後には「KING OF DDT」の組み合わせ抽選会も開催。6.25後楽園で行われる決勝戦の勝者が、8.20両国でKO−D王座に挑戦することが発表された。

メイン終了後には「KING OF DDT」の組み合わせ抽選会も開催
メイン終了後には「KING OF DDT」の組み合わせ抽選会も開催【写真:前島康人】
高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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