悲運の助っ人左腕に竜党の同情票が集中!?
ヤクルトと中日の下位球団が白星伸ばす
5月17日の阪神戦で8回2失点で完投負けのバルデス 【写真は共同】
パ・リーグでは、埼玉西武が好調をキープ。秋山翔吾、源田壮亮の1・2番が機能した中で打線が得点を重ね、先々週から続いた連勝を6にまで伸ばし、福岡ソフトバンクとの3連戦も2勝1敗と勝ち越しに成功した。また、出遅れていた北海道日本ハムもオリックス相手に3連勝して同率4位に浮上。対照的に首位・東北楽天は千葉ロッテにサヨナラ負けで今季初のカード負け越し。セ・リーグ同様に、ペナントレースの流れが変わりそうな気配が漂った。
前週のトップ10
1位:5月17日 バルデス(中) 84.6%
2位:5月17日 由規(ヤ) 83.3%
3位:5月20日 二木 康太(ロ) 81.2%
4位:5月17日 ウィーランド(D) 80%
5位:5月16日 野村 祐輔(広) 77.1%
6位:5月21日 鈴木 大地(ロ) 74.4%
7位:5月20日 又吉 克樹(中) 72%
8位:5月21日 茂木 栄五郎(楽) 72%
9位:5月16日 ウィーラー(楽) 70.9%
10位:5月16日 京田 陽太(中) 69.5%
6年ぶりのG倒果たした元最速右腕
続いて2位には、由規がランクイン。5月17日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、150キロ台のストレートを連発するとともに効果的に変化球を織り交ぜ、7回を2安打無失点の快投劇。2010年に当時の日本人投手最速161キロを計測した男が、右肩痛、手術を乗り越え、2011年9月3日以来2082日ぶりの巨人戦勝利。燕党にとっては感涙の夜となった。
その他では、東北楽天・美馬との白熱の投手戦を演じたロッテ・二木康太、同じく白星は付かなかったが6回5安打無失点と好投したDeNAのウィーランド、7回5安打1失点(自責0)で今季3勝目を挙げた広島・野村祐輔に続き、5月21日の楽天戦でサヨナラ打を放ったロッテの鈴木大地がランクイン。
一方、好調の西武勢では、21日の試合でサヨナラ本塁打を放った栗山巧が得票率67.8%で13位止まり。チーム全体の調子が良かったが故に多くの選手に票が分かれる結果となった。
(テキスト:ベースボール・タイムズ)
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