【新日本プロレス】リコシェを倒したオスプレイがBOSJ連覇宣言 ライガーがヒロムに完敗も残り全勝を予告

高木裕美

リコシェとの激闘を制したオスプレイがBOSJ 2連覇を宣言 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 新日本プロレスのジュニアの祭典「BEST OF THE SUPERJr.24」第2戦となる18日の東京・後楽園ホール大会では、満員となる1488人を動員。この日はAブロック公式戦4試合などが行われた。
 メインイベントでは、14年覇者のリコシェvs.昨年度覇者のウィル・オスプレイによる歴代王者対決が実現。昨年の公式戦に続き、オスプレイが勝利を収めた。

リコシェvs.オスプレイの名勝負再び

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 序盤の静かな立ち上がりから一転、徐々にハイフライヤー対決ならではのスピーディーな攻防へ。
 オスプレイがスプリングボード式のフランケンシュタイナーからサスケスペシャル、さらにはシューティングスタープレス、コークスクリュームーンサルトプレスを繰り出すと、リコシェも変形ドライバーで反撃し、さらに投げっぱなしジャーマンスープレックスで脳天からマットに突き刺していく。

お互いの必殺技で掟破りの攻防

リコシェにオスカッターをくらったオスプレイはベナドリラーでお返し 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 20分過ぎには、リコシェがエプロンサイドでのノーザンライト式ブレーンバスター2連発から、オスプレイのお株を奪うコークスクリューキックからのオスカッターを炸裂。だが、自身の必殺技であるシューティングスタープレス、ベナドリラーを立て続けにかわされてしまう。

残り時間3分でオスカッター炸裂!

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 オスプレイもお返しのベナドリラーを繰り出すと、さらにエセックス・デストロイヤー、コークスクリューキックからのオスカッターとたたみかけ、残り時間3分を切ったところで、30分時間切れ寸前に貴重な勝ち点2をもぎ取った。

 試合後、「敵であり、友人である」リコシェと共に手を挙げ、「アイラブユー」と感謝の気持ちを伝えたオスプレイは、「オレが今年も優勝する」とリング上から堂々のBOSJ2連覇を宣言した。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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