【ZONE】“ラウェイサムライ”金子大輝の相手は“賞金首” タイトル挑戦へ「ガムシャラに勝利をつかみ取る」
“ラウェイ最強戦士”を倒したルククに挑む金子
タイトル挑戦をめざし“ラウェイ最強戦士”を倒したルククに挑む金子(右) 【長谷川亮】
日本の道場で練習を積むルククは「DEEP」や「GRACHAN」といったMMA大会に出場。柔道をベースにアフリカ・ジュニア王者に輝き、コンゴ代表に選ばれた実績も持つ。そして何より、昨年7月に参戦した巌流島でルククは“ラウェイ最強戦士”と言われるトゥントゥンミンをパウンドで撃破(1R)。ルールが異なるとはいえ最強戦士の敗北はミャンマー国内で衝撃を持って受け止められた。
これにより現地で賞金首状態となったルククだが、この首を狩らんと名乗りを上げたのがラウェイの王者を目指す金子。ウェルター級(=約77kg)でMMAを戦うルククと、これまで66kg付近でラウェイの試合に臨んできた金子では体重差があるが、金子の希望とルククが挑戦を受諾したことにより今回の対戦が決定となった。
階級を越えたラウェイの新たな領域へ
【長谷川亮】
金子「一方的に殴って心を折ります」
約10キロの体重差も「男らしく、ガムシャラに勝利をつかみ取る姿を見てほしい」と金子 【長谷川亮】
一方ルククはこれが初のラウェイマッチとなるが、体格差が生む余裕からか「金子が挑戦してきた勇気は認めるが、彼もトゥントゥンミンのようになるだろう。ミャンマーからの情報ではトゥントゥンミンはケガをしているとの話だが、本当にケガをしているのか。俺から逃げているんじゃないか? 金子戦の次はミャンマーに乗り込んでトゥントゥンミンだ。ネクスト、トゥントゥンミン」と息巻いた。
しかし金子はこれに「俺とやる前にトゥントゥンミン選手のことを考えているんだったら甘い」と食ってかかり、「見てる人が誰も見たことがないような試合になると思う。小よく大を制する試合、“こんなデカい奴になんであんなにビビらないで殴っていけるんだろう”っていう試合になると思います」と、体重・体格差を前にしても全く引く構えはなかった。
試合は両者の体重差をラウェイでの上限となる5坩米發砲さめて行われる(金子は71圈▲襯クは76圓鰺縦蝓法6盪劼蓮崑僚添垢箜級差、ルールだったりそういうのを超越した何かがある」と一流ラウェイファイターの強さを評するが、自身の勝利をもってその強さを得ることができるのか。本場ミャンマーも注目する国際戦に、ラウェイのリベンジを懸け挑む。
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