【全日本プロレス】2年ぶりCC出場の諏訪魔が石川に辛勝 昨年Vの関本が復活ドーリングに完敗
4年ぶり参戦のKAIは初戦白星で闘志たぎらせる
KAIは新技を繰り出し、ゼウスを粉砕 【写真:前島康人】
ゼウスはゴングと同時に突進し先制を奪うと、KAIのトペスイシーダをキャッチし、場外マット上でブレーンバスター。しかし、KAIも西側の鉄製看板にゼウスの顔面を打ちつけてお返し。ゼウスはブレーンバスター、串刺しラリアット、チョークスラムとたたみかけるが、KAIも即座にブレーンバスターで反撃。ラリアット相打ちなどの激しい消耗戦の末、トラースキックを繰り出したKAIが、新技のメテオインパクトでフィニッシュを決めた。
LATの進化版である新技について「大きい選手は自分の体重で落ちていくから、モロ頭に衝撃が行く」とその破壊力に自信をつけたKAIは、「刺激的。楽しすぎる。当たって砕けろの精神で行くけど、砕けないよ。オレは生き残ります!」と、4年ぶりの大舞台に、闘志をたぎらせた。
ボディガーは真霜にリベンジ 大地も白星発進
ボディガーは真霜に勝利しリベンジ成功 【写真:前島康人】
昨年の公式戦で敗れた借りを返したボディガーは「今日は何としても勝ちたかったのでうれしい。足の状態は分からないけど、体調を整えてまた次の試合に備えたい。期待しといてや!」と、連勝を誓った。
初出場の橋本大地は若手の野村直矢に快勝。ゴングと同時に激しいエルボー合戦を繰り広げると、得意のミドルキックで圧倒。野村に先にSTFを決められる場面もあったものの、フロッグスプラッシュをカウント2でクリアすると、ニールキック、ファルコンアローからのシャイニングウィザードとたたみかけ、わずか5分で勝負を決めた。
「チャンピオン・カーニバル、楽しんだもの勝ち」と、プレッシャーを打ち消した大地は、「関本大介が決勝で待ってるはずだから、全日本プロレスのリングで、大日本のプロレスを見せてやる」と、“大日魂”を訴えた。
大地が野村を破り白星スタート 【写真:前島康人】