馬券が買える!今年のドバイ3競走を予想 世界の強豪vs.日本馬、記者の◎は?

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」トラックマンアンケート

 今年もやってきたドバイワールドカップデー。昨年と違うのは「馬券が買える」ということ。当然、予想にもこれまで以上の熱が入りますが、今回は優馬から守屋TM(トラックマン)、打越編集長、編集木谷、武井TMの精鋭4名がチャレンジ。気になる馬券の買い目は……?

ドバイワールドカップ(GI・ダート2000m)

弟ラニとともに世界の大舞台へ挑戦するアウォーディー(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

守屋TM
◎アロゲート(米)
○ホッパーチュニティ(米)
▲ガンランナー(米)
△ムブタヒージ(南ア)
△アウォーディー(日)
△ラニ(日)
やはり「世界ランク(レーティング)1位」の現役最強ダート馬アロゲートには逆らえない。勝負どころでスッと上がっていける安定した取り口に加え、過去に当レース2勝のボブ・バファート師なら、調整過程や臨戦態勢に置いてもまったく問題ないハズ。素直に相手探しとする。
相手筆頭は、アロゲートと同厩舎のホッパーチュニティ。昨年は当レース3着だったが、2着のムブタヒージとはクビ差。差し・追い込みタイプだけに展開の助けも必要になるが、他馬がアロゲートの動きで前がかりになれば、連対圏浮上も十分ある。
以下、3番手以降はGI、GIIIと連勝中の逃げ馬ガンランナーと、昨年2着のムブタヒージ。日本馬はダート連対率100%のアウォーディーと、昨年のアメリカ三冠フル参戦のラニまで押さえる。
馬券買い目 → ◎から○▲△への馬単

打越編集長
◎ホッパーチュニティ(米)
○アロゲート(米)
▲ガンランナー(米)
△ムブタヒージ(南ア)
△アウォーディー(日)
△スペシャルファイター(U)
△ラニ(日)
アロゲートの強さは認めるが、不安材料がないわけではない。本国のアメリカでしかレース経験がなく、今回が初めての海外遠征という点だ。そこで昨年の3着馬ホッパーチュニティが狙い目。アロゲートと同厩舎だが、この馬も好調とのこと。昨年と同じローテで前回以上を狙う。
馬券買い目 → ◎から○を本線に馬連。▲以下も押さえる

木谷(編集)
◎アロゲート(米)
○ムブタヒージ(南ア)
▲スペシャルファイター(U)
△ホッパーチュニティ(米)
△ガンランナー(米)
△ネオリシック(米)
昨年のドバイWC、勝ったカリフォルニアクロームと2着ムブタヒージの着差は0.6秒と決定的な差。そのカリフォルニアクロームに引導を渡したアロゲートが不動の軸だろう。相手本線は昨年の2〜4着馬。○ムブタヒージの前走は勝ち馬と7キロの斤量差があってのもの。決して勢いは衰えておらず、今年も狙える。▲スペシャルファイターは前走がほぼ1年ぶり。4着だった昨年は最後に差し返す根性を見せており、混戦になりそうな2着争いで怖い。昨年3着の△ホッパーチュニティは大外を鋭く伸びたレースぶりから、アロゲートが消耗戦に持ち込むなら展開利もありそう。
馬券買い目 → ◎−○▲△−○▲△△△の3連単

武井TM(関東本紙)
◎アロゲート(米)
○ホッパーチュニティ(米)
▲ムブタヒージ(南ア)
△キーンアイス(米)
△ネオリシック(米)
昨年の勝ち馬カリフォルニアクロームに2連勝、現在世界最強と目されるアロゲートの相手探し。相手も単純にアメリカ調教馬を。
※武井TMの馬券買い目はありません。

※馬名後の括弧内は調教国名。日=日本、米=アメリカ合衆国、U=アラブ首長国連邦、南ア=南アフリカ共和国。

1/3ページ

著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント