小久保監督「哲人は打つと話していた」 日本vs.キューバの試合後会見
「日本を相手に良く戦ってくれた」
――キューバにとっては厳しい結果となったが、今日の試合を振り返って?
いい試合だったとは思っています。両チームともに非常にいいバッティングで、いい打撃戦だった。一つのエラーからこの試合の勝敗が決まったと言える。しかし、私たちは満足しています。大観衆を相手に私たちは勝利を求めて戦ったが、目標を果たすことはできなかった。
――菅野投手を打ち崩した打線に関しては?
日本相手には前の試合も含めて攻撃陣は非常によくやった。日本のプロリーグのベストな投手、レベルの高いピッチャーを相手にわれわれの攻撃陣はいい働きをしたと思っています。
――2試合戦った日本との差はどういう部分にあったのか?
記者会見でいつも言っていることだが、今大会の中で日本はベストなチームの一つ。非常にコンパクトなチームで、守備も投手も素晴らしいし、バットの芯に当てることに非常に優れたバッターが数人います。
――スターティングメンバーを変えて臨んだが?
メンバーを変えたことで、特に攻撃面ではうまく強化されたと思う。ですので、明日のオランダ戦も今日と同じラインアップで臨もうと思っている。チーム状態はいい。何度も言いますが、日本の今大会でベストなチームの一つですから、その相手に非常に良く戦ったと思っています。
「まだ準決勝の可能性は残っている」
明日もオランダ戦がある。計算上はまだ私たちにも(準決勝進出の)可能性は残っている。オランダに勝てばプレーオフに持ち込むことのできる可能性はありますからね。
――今日投げたリリーフ投手が30球以上投げて明日のオランダ戦は登板できないが?
明日勝たないといけない状況は分かっていたが、われわれには他に選択肢がなかった。しかし、キューバリーグで最高の成績を残した2人の投手をまだ残しています。
――プレーオフ進出のためには日本がイスラエルに勝つことも条件になるが、イスラエル戦を戦った立場から日本にアドバイスがあればお願いしたいが?
私の方から日本に助言をするようなことはほとんどない。ピッチャーも守備もバッターもいい。私が言うまでもなく、日本はイスラエルに対してうまく対応できるはずです。