小久保監督「哲人は打つと話していた」 日本vs.キューバの試合後会見

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山田「自分のスイングができた」

以下は1次ラウンド・オーストラリア戦以来の1番で先発出場し、2本塁打を放った山田の一問一答。

――1番に戻ったが、試合前の心境は?

 ここ4試合ぐらい自分自身納得のいくバッティングができていなかったんですけど、今日も1番ということで、自分が決めてやる、自分が打って試合に勝つんだという強い気持ちで試合に臨みました。

――結果として2本塁打を放ったが?

 バッティング練習からすごい良かったので、今日は打てるかな、と。気持ちの部分でも少し余裕が出て、自分のスイングができた。良かったと思います。

――自分の中で変えた部分はあったのか?

 難しいことは考えずに、簡単なこと。前に突っ込まないとか、バランスを大事にするだとか、基本的なことを意識して切り替えてやっていました。

内川「気合で打席に入った」

以下は8回1死一三塁の場面に代打で出場し、勝ち越し犠牲フライを放った内川の一問一答。

――8回の代打の場面は準備はできていた?

 スコアリングポジションに行ったら「行くよ」と言われていた。アキ(秋山翔吾)がつないでくれた時点で勢いよく送り出してくれたので、気合で打席に入りました。

――ファウルになるかなという打球でもあったが?

 1点取るか取らないかの大事な場面だった。欲を言えばヒットなんでしょうけど、何でもいいので1点という思いで打席に入ったので、ホント捕ってくれと思いました。

――準備の中で大切にしていることは?

 自分のチームにいるときは4打席の中でどう結果を出すかを考えていますけど、やっぱりこういうチームに来ると、1打席でどう結果を出すのかというところが勝負になる。練習の中でも、無駄な練習だとか無駄な1球はないということを改めて感じている。そこに向ける気持ちというのが試合の中でどれだけ大事なのかは改めて感じさせてもらっています。

――決勝ラウンドがかなり近づいたが?

 前回大会の悔しい思いというのは自分でどうにかしないといけないとは思っています。このチームで世界一になりたいという思いは、侍ジャパンとして結成された時点からすごく強かった。ここまですごくいい雰囲気で来ていますし、何としても明日勝って、負けなしでアメリカに行きたいと思っています。

次ページはキューバ・マルティ監督の一問一答。

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