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ノアに武藤登場! 3.12横浜で丸藤と初タッグ
中嶋がGHCヘビー王座戦前哨戦で潮崎組に勝利

王者・中嶋「潮崎とは覚悟が違うんだよ!」

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 メインイベントでは中嶋勝彦&マサ北宮組vs.潮崎豪&マイバッハ谷口組が激突。3.12神奈川・横浜文化体育館でのGHCヘビー級王座戦を前に、王者・中嶋と挑戦者の潮崎が火花を散らした。

 両者は共に04年デビュー。6年ぶり4度目(過去の戦績は潮崎の2勝1分)の一騎打ちを前に、序盤から中嶋のキックと潮崎のチョップによる打撃戦を展開すると、潮崎のローリング袈裟斬りチョップに中嶋も低空ドロップキックで対抗。

 20分過ぎ、パートナー・北宮のゲキで気合を注入した中嶋は、潮崎をミドルキックでダウンさせ、場外へ分断すると、孤立した谷口にサッカーボールキックを連発。さらに、わざと潮崎に見せつける角度でヴァーティカルスパイクを発射し、トドメをさした。

中嶋は前哨戦を含め全勝宣言

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 前哨戦を制した中嶋は「タッグのベルトを失って、その上でこのシングルのベルトに挑戦してくる欲張りな潮崎豪とオレとの違いを教えてやる。覚悟が違うんだよ!」と豪語すると、「3.12横浜、その前の前哨戦も含めて、このオレが勝つ!」と全勝宣言。「誰よりもノマットを盛り上げていきたい気持ちが強いのはこのオレ」とエースとしての自負をみなぎらせた上で、「なぜなら、オレは止まらない!」と絶叫した。

拳王が元パートナー大原にエール

 ヘビー級の意地を見せた拳王は「おまえはジュニアのチャンピオンとして頑張れ。オレはヘビー級のチャンピオンとして、突き上げていく」と大原にエール
 ヘビー級の意地を見せた拳王は「おまえはジュニアのチャンピオンとして頑張れ。オレはヘビー級のチャンピオンとして、突き上げていく」と大原にエール【写真:SHUHEI YOKOTA】

 ヘビー級に転向した拳王、小峠篤司が、それぞれかつてのパートナーであった大原はじめ、原田大輔とケジメの一騎打ちを行った。

 GHCタッグ王者となった拳王と、GHCジュニアヘビー級王者となった大原によるケンオーハラ対決は、拳王が快勝。大原はケブラドーラコンヒーロ、バックブリーカー、ムイビエンなどで勝負をかけるも、拳王も床の上でのサッカーボールキック、アンクルホールドを仕掛け、蹴暴をカウント2で返されると、ダイビングフットスタンプでフィニッシュ。試合後は自身のGHCタッグのベルトを手にし、倒れた大原に見せ付けるように掲げると、大原の上にGHCジュニアのベルトを置いた。

 ヘビー級の意地を見せた拳王は「2年間一緒にやってきて、気持ちは伝わった。おまえはジュニアのチャンピオンとして頑張れ。オレはヘビー級のチャンピオンとして、突き上げていく」と、袂を分かったかつての相棒に、愛のこもったエールを送った。

“桃の青春タッグ”は完全決別へ

元パートナー原田に完勝した小峠は「二度と組まないでください」と完全決別
元パートナー原田に完勝した小峠は「二度と組まないでください」と完全決別【写真:SHUHEI YOKOTA】

 一方、互いに「これが最後」という意気込みで臨んだ桃の青春タッグ対決は小峠が紙一重の勝利。試合後、小峠は改めて「終わり」と、今後は二度と原田とのカードを組まないよう訴えた。

 大阪プロレス時代から「桃の青春タッグ」として絆を深めてきた両者だが、ジュニアのシングル&タッグ2冠王となった小峠が、戴冠直後にヘビー級転向&王座返上を表明。原田は不本意な形でジュニアタッグ王座を手放すことになった。

 一騎打ちを前に原田が「アイツとはもうプロレスがしたくない」と不快感をあらわにしたコメントを残すと、小峠も「あんまりやってて気分良くないです。二度と組まないでください」と、金輪際、リング上で接触を持つことを拒絶した。




 互いの拒否感を示すかのように、開始早々、胸が真っ赤に腫れ上がるほどのチョップ合戦を繰り広げると、小峠が場外での鉄柵攻撃。しかし、原田も怒りの表情で鉄柵にぶつけ返すと、客席のパイプイスを床に積み上げた上へのブレーンバスター。なおも原田はダイビングボディープレスをヒザ剣山で迎撃し、ボディーへナックルをブチ込む荒々しいファイトを見せるが、片山ジャーマンスープレックスを阻止した小峠がラリアット、ランニングキックからのキルスイッチで勝負を決めた。


 試合には勝った小峠だが、「アイツとやると自分の形が崩れる。もう二度と組まないでくれと内田会長にも言った。終わり。もうアイツのことは聞かんといてくれ」と、この試合自体が忌々しいものであったかのようにバッサリと切り捨てた。

高木裕美
静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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