【ノア】武藤が登場! 3.12横浜で丸藤と初タッグ中嶋がGHCヘビー王座戦前哨戦で潮崎組に勝利

高木裕美

ノアのリングに武藤が登場。3.12横浜で丸藤と初タッグを結成 【写真:SHUHEI YOKOTA】

 3.12ノア横浜大会で丸藤正道とWRESTLE−1の武藤敬司による夢タッグが実現することになった。14日のプロレスリング・ノア「The Second Navig.2017」東京・後楽園ホール大会では、丸藤は熊野準組と組んで、杉浦貴&清宮海斗組と対戦。GHCタッグ王座挑戦を訴える清宮の勢いと、長年ライバル関係を続ける杉浦のテクニックに苦戦する場面もあったものの、虎王からの不知火で清宮に完勝した。

丸藤のラブコールに武藤が登場!

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 試合後、マイクを握った丸藤は「オレのワガママを1つだけ聞いてほしい。オレのプロレスキャリアの中で、一度でいいから横に立ってほしい人がいる」と呼びかけると、私服姿の武藤が登場。「プロレスラーの中でも憧れの存在」と紹介された武藤は「亡き三沢社長とは同い年で、よく比較されてきました。クラシックでレトロなレスラーです。いささか体にもガタがきてますが、文体での試合、一生懸命やります。丸藤、やろう!」とタッグ結成に応じ、ガッチリと握手をかわした。

武藤「ジーニアスな丸藤選手に話をいただいて光栄」

【写真:SHUHEI YOKOTA】

「ノアとして体制が変わって、生まれ変わる中、ふさわしいのかどうか……」と葛藤しながらも、「プロレスを見て育ってきて、同じ場所に立ちたい選手」という武藤へラブコールを送った丸藤は、対戦ではなくタッグを希望した理由について「下心です」とニヤリ。
 これに武藤も「オレはピュア。下心はないけど、まさにジーニアス(天才)な丸藤選手にこういう話をいただいて光栄」と互いにリスペクト。ただ、初タッグ結成にあたって武藤は「久しぶりのノアマット。どんな相手を用意するのか分からないけど、80パーセントはパートナーの仕事。オレは20パーセントだから」と、”省エネファイト”を予告した。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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