河野が征矢を倒しWRESTLE-1王座V2
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征矢とのベテラン対決を制し2度目のW−1チャンピオンシップ防衛に成功した河野
征矢とのベテラン対決を制し2度目のW−1チャンピオンシップ防衛に成功した河野【写真:SHUHEI YOKOTA】

 WRESTLE−1新春初興行となる8日の「WRESTLE−1 TOUR 2017 SUNRISE」東京・後楽園ホール大会では、3大タイトルマッチなどが開催され、926人を動員した。

 メインイベントのWRESTLE−1チャンピオンシップでは、王者・河野真幸が征矢学を退け2度目の防衛に成功。試合後は同じTrirreRに所属する芦野祥太郎が次期挑戦者に名乗りを上げた。

ランニングニー2連発で征矢にトドメ

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 3年半前のWRESTLE−1旗揚げメンバーであり、初代王者でもある河野。初期メンバーが次々と退団し、世代交代を目指す若手選手からの強烈な突き上げを感じる中、ベテラン同士によるタイトルマッチは、互いの決意を体現するかのような戦いとなった。

 河野は開始から5分、エプロンでのチョークスラムで征矢に大ダメージを与えると、征矢もデスバレーボム、アックスギロチンドライバー。しかし、河野はワイルドボンバーを顔面へのヒザ蹴りで阻止し、ジャイアントニー。征矢のワイルドボンバーと河野のヒザ蹴りによる応酬から、河野がランニングニー2連発でトドメをさした。

TriggeR芦野との同門対決を歓迎

同じTriggeRの芦野が挑戦者に名乗り
同じTriggeRの芦野が挑戦者に名乗り【写真:SHUHEI YOKOTA】

 V2を達成した河野は、征矢の「初期のメンバーがいなくなって、残されたのはオレたち。オレたちがどうにかしなきゃ、始まらないでしょ」という呼びかけに、「このリングがうらやましい、辞めなきゃよかったと思わせるよう頑張ろうぜ」と呼応。去っていったものたちが後悔するような、魅力ある団体にしていくと決意を新たにした。

 また、次期挑戦者には、この日の第3試合で前挑戦者の黒潮“イケメン”二郎をアンクルロックで撃破した芦野祥太郎が名乗りを上げると、河野も「TriggeR対決やってやろう」と即答。また、敗れた征矢も「すぐにとはいわない。オレもまた挑戦させてくれ」とリマッチを要求するなど、団体を盛り上げたいという思いがぶつかり合った。

カズ&鼓太郎のベテラン組が貫禄V3

W−1タッグV3に成功したカズ&鼓太郎組はNEWERAに痛烈なダメ出し
W−1タッグV3に成功したカズ&鼓太郎組はNEWERAに痛烈なダメ出し【写真:SHUHEI YOKOTA】

 セミファイナルのWRESTLE−1タッグチャンピオンシップでは、カズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎組が稲葉大樹&児玉裕輔組を退け3度目の防衛に成功した。

 元WRESTLE−1チャンピオンシップ王者の稲葉&元WRESTLE−1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ王者の児玉による強力タッグも、圧倒的なテクニックと場数を誇るベテランコンビの牙城を崩すことはできなかった。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 挑戦者組は10分過ぎ、同時に場外トペを決めて見せ場を作ると、稲葉が鼓太郎に雪崩式ブレーンバスター。児玉が雪崩式スパニッシュフライ、DDT。しかし、必殺技のサーヴィカルブレイクは鼓太郎が下からエルボーで迎撃して阻止すると、ダブルインパクトを炸裂。なおもブルーディスティニーを繰り出すと、カズのハンドスプリングキックによるアシストから、鼓太郎がマスドライバーで仕留めた。

 試合後、誰も挑戦には名乗りを上げず。「オレたちは世界に通用するチャンピオンを目指している」と、さらなる高みを目指すカズに、鼓太郎も「タッグじゃ誰もオレたちに勝てないって分かってるんだろ」と、世代交代を掲げながら、せっかくの目の前のチャンスをモノにしようとしないNEWERAの姿勢に痛烈なダメ出しをした。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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