世界最強ロマゴンが来日 井上戦に言及「彼とはグレートな試合になるだろう」
ロマゴンが来日! うわさされる井上尚弥戦などについて言及 【スポーツナビ】
プロでの戦績は46戦46勝(38KO)無敗。2008年に新井田豊(横浜光)に勝利しWBA世界ミニマム級を戴冠すると、10年にはWBA世界ライト・フライ級、14年には八重樫東(大橋)を破りWBC世界フライ級のベルトを巻き、そして今年9月にはスーパー・フライ級へと階級を上げ、カルロス・クアドラス(メキシコ)との激戦を制し、ニカラグア史上初の4階級制覇を達成した。
今回、偉業を達成した“ロマゴン”が日本に来日。WOWOW「エキサイトマッチ」のスペシャルゲストとして出演し、11月26日(現地時間)に米国ラスベガスで行われたWBO世界スーパー・フェザー級タイトルマッチのワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vs.ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)の試合などを解説した。
収録後のロマゴンに、4階級制覇を達成した感想や、機運が高まっているWBO世界スーパー・フライ級王者・井上尚弥(大橋)との一戦について聞いた。
クアドラス戦は「非常に体重差が大きかった」
クアドラス戦は「相手の体が大きかった」と苦戦したが、4階級制覇の快挙を達成した 【スポーツナビ】
神様のおかげで、今年も大変よく過ごすことができました。チャンピオンであり続け、無敗のまま年の終わりを迎えられたことは大変うれしいです。2017年はもっとたくさんの成功があればいいと思います。
――4階級制覇には満足している?
大変、幸せを感じています。こんな高いところまで到達できるとは、まったく思っていませんでした。私の前に立ったライバルたちは“最強”と呼ばれる選手たちで、その相手に勝てたことがうれしかったです。
――9月のクアドラス戦は苦戦したが?
自分にとってすごく困難な試合でした。彼(クアドラス)を目の前にしたとき、(自分より)ずっと大きく見えました。(計量後に体重を戻したことで)非常に体重差が大きな試合となり、あれほど大きな選手と戦うのは初めての経験でした。
ライバルを募るため、スーパーフライ級へ
112ポンド(フライ級)でチャンピオンであった時は、相手が現れなかったので、115ポンド(スーパー・フライ級)に上げて、ライバルを募り、もっと経済的に豊かになりたかったからです。
――井岡一翔選手(井岡)のことは知っていた?
彼の試合は何回も見たことがあります。少し前(7月)に、試合をしましたよね? 私が教えた選手(キービン・ララ)とだったと思います。
――もし試合の申し込みがあったら戦っていた?
いいオファーだったら(笑)。しかし、そういうオファーはありませんでした。