海外特派員の前でDDTの魅力アピール ササダンゴ「これがジャパニーズスタイル」
ササダンゴに「世界一のプレゼンテーター」の称号!?
日本外国特派員協会で実施された記者会見に登壇したマッスル坂井(左)&松江哲明両監督 【写真:チナスキー】
試写会上映前にはスーパー・ササダンゴ・マシンによる「煽りパワポ」が披露。参加者から賞賛された 【写真:チナスキー】
主役級立ち位置の大家健は「チャレンジャー」
松江監督はDDTについて「文化祭がずっと続いている感じ」と表現した 【写真:チナスキー】
当初は3D映画にする構想もあったが、模索を経てまずは1年を追った正調ドキュメンタリーとして完成。しかし「映画として弱いな」と感じた松江監督は再構成に入り、棚橋弘至vs.HARASHIMA、そして新日本プロレスvs.DDTの抗争に軸を置きつつ、DDTレスラー陣のこれまでの歩みが織り込まれる現在のバージョンができ上がるに至った。
10年来の友人だという坂井について松江監督は、「僕の作っているドキュメンタリーと近い方法論でプロレスを表現している」とコメント。そして、作中であたかも主役であるかのように輝きを放つ大家健に対しては、大家が『ロッキー』や『クリード』を観て自分を奮起させると語る場面があることから、「映画の主人公になるのはスターではなく大家さんのようなチャレンジャー」と言い、DDTについては「文化祭がずっと続いている感じ」と話し、いずれも映画監督らしい切り口で言い表した。
DDTは日本独自のプロレス文化!
マッスル坂井は「私たちは自信を持ってこのジャパニーズスタイルのレスリングをやっている」とDDTを誇りに思っている 【写真:チナスキー】
本作は日本最大の映画祭である東京国際映画祭でも「アウト・オブ・コンペティション」部門で上映がなされたが、坂井は「私たちは自信を持ってこのジャパニーズスタイルのレスリングをやっている」と言い、アニメやゲームといった世界で注目を集める他のジャパニーズカルチャーとともに、日本独自のプロレス文化も世界に誇るべきものであると、その胸を張った。
【写真:チナスキー】
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