小久保監督、WBC新ユニで「責任を感じる」 袖に2度の優勝と結束を意味する円環
来年3月のWBCへ向けて、今年11月の強化試合から着用するという新ユニホームをお披露目会見に出席した侍ジャパン・小久保監督 【スポーツナビ】
今回のユニホームは過去2回の優勝を象徴するゴールドの円環が袖の表側、プロアマを問わずすべての世代がひとつとなる野球日本代表の「結束」の証として赤の円環が袖の裏側につけられている。11月10日から東京ドームで開催する侍ジャパン強化試合(10日・11日メキシコ戦、12日・13日オランダ戦)から着用される。
小久保監督は「全世代で同じユニホームを着ることはとてもいいこと。だけど、その上に選ばれしものしか着られない、トップチームが全世代の代表として使命感を持って戦うという意味で、ひとつ要望を出させていただいた」と2つの円環の意味を説明した。また、今後のチーム編成について「日本人メジャーリーガーも含めて日本最強のチームを作りたい」と世界一奪還へ意気込んだ。
各世代の目標となるユニホームへ
(新ユニホームをまとって登壇。あいさつ)
一番最初に着させていただきましたけど、身が引き締まる想いというか、あらためて責任を感じています。全世代で世界一を狙うという侍ジャパンの目標、結束というのがあるんですけど、全世代を代表したトップチームの集まり、より使命を持って戦おうという思いでワンポイントを付け加えさせていただきました。このユニホームを着て今年11月の強化試合、来年のWBCを戦っていきたいと思います。
――ユニホームを変えるきっかけは監督の一言もあったということですが?
全世代同じユニホームを着ることはものすごくいいことですが、その上に選ばれしものしか着られないユニホーム、トップチームが全世代の代表として使命感を持って戦うという意味で、ひとつ要望を出させていただきました。
――初めてそのユニホームに身を通しての感想は?
ゴールドと赤が入っていますが、ワンポイントですけど、従来のユニホームからもマッチしていると思いますし、また各世代の選手たちが従来のユニホームを着ながら、ゆくゆくプロに入って最終的にはトップのユニホームが着られるように、ひとつの目標になるかなと思います。