我慢のプレーも相手を圧倒した錦織圭
準々決勝進出で「次からが勝負」
準々決勝の相手は世界ランキング11位、フランスのガエル・モンフィスに決まった
準々決勝の相手は世界ランキング11位、フランスのガエル・モンフィスに決まった【写真:ロイター/アフロ】

 リオデジャネイロ五輪の男子テニスシングルス3回戦が日本時間12日、当地の五輪テニスセンターで行われた。第4シードの錦織圭(日清食品)は、世界ランク121位のアンドレイ・マルティン(スロバキア)にストレート勝ち(6−2、6−2)を収め、準々決勝進出。次の試合では、マリン・チリッチ(クロアチア)に勝利した世界ランク11位のガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。


 この日の錦織は終始ペースを握り、1度はブレークバックされたものの、先にブレークを奪って常にリードを保った。会場に吹く風の影響でミスも目立ったが、それ以上にサーブでも、ラリーの中でもマルティンを圧倒し、ストレートでの快勝となった。


 以下、試合後の錦織のコメント。

我慢のプレーを心がけた

錦織はこの日も格下相手に実力差を見せつけ、1時間6分でストレート勝ちを収めた
錦織はこの日も格下相手に実力差を見せつけ、1時間6分でストレート勝ちを収めた【Getty Images】

――風の影響はあったか?


 今日はやりにくかったですね。今までで一番風が強かったですし、なかなか思い通りに球が来なかった。クリーンヒットがない中で、今日は我慢してプレーすることを心がけていました。


――良かった点は?


 大事な場面でしっかりとポイントを取れたので、相手も100パーセントではなかったですし、リターンゲームですごくチャンスがあるのは分かっていたので、なるべくリターンゲームで攻めていけるように、意識してやっていました。


――集中力の出しどころは?


 今日はちょっと苦労しましたね。風も強かったですし、なかなか良いテニスもこのコンディションでは難しいので、我慢しながらというのが今日は一番の課題だったと思います。

体操・内村の金メダルに感動

――2大会連続ベスト8だが?


 やっとここまで来たかなという感じですね。ドローも大きいですし、ここからチリッチかモンフィスで一番の山場になると思うので、次からが勝負という感じです。ここから集中してもっとレベルを上げていかないといけないかなと思います。


 両者ともにサーブは良いので、今日みたいにリターンでポイントを取るのは難しい。モンフィスは今年すごく強いですし、この遅いコートでつなげられるとすごくタフな感じはします。チリッチは攻めてきて、けっこう激しい打ち合いになりそうな感じはしますね。


――雨で1日順延になったが、その影響は?


 みんなそうでしょうけれど、僕も昨日は打てませんでした。難しかったですね。ボールが打てないと多少なりとも感覚は鈍るので。その中で今日はしっかりと良いスコアで勝つことができたし、体力もそんなに使わなかったので、次また集中して臨めると思います。


――待ち時間が長い中でほかの競技は見た?


 ロッカーで体操を見ていましたね。体操もすごいですし、内村(航平)君は金メダルの重圧を背負いながら、きちんと取ったのは感動しました。あと、ラグビーがすごかったですね。初めてと言ったら失礼になるんですけれど、見入ってしまいました。時間も短くて、7人制というのを初めて見たので、すごかったですね。燃えました(笑)。気迫があって、最後の3、4分はすごいデッドヒートだったので、感動しました。


――日本代表の一員という意識は芽生える?


 もちろん、盛り上がりますね。チームメートというか同じ日本人で、あれだけかっこいい活躍をされると自然と燃えます。本当は第三者として見ていたいですけどね。同じスポーツ選手として、僕も戦わないといけないので、見ていて感動している場合じゃないというのはあります(苦笑)。


――明日以降、錦織選手がその感動を与えるというのは?


 そうですね、ぜひいろいろな方に応援してもらえると(笑)。

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