【ノア】矢野丸藤が鈴木軍を破りV2に成功 原田、拳王、石森がJ−CUP出場決定
矢野丸藤が鈴木軍からベルトを死守しV2成功 【横田修平】
メインイベントのGHCタッグ選手権試合では、王者組の矢野丸藤こと丸藤正道、矢野通組が、鈴木軍の鈴木みのる、飯塚高史組を退けV2に成功。次期挑戦者には中嶋勝彦、マサ北宮組が名乗りを上げた。
矢野丸藤が反則のお返しでベルト死守
鈴木軍の横行で丸藤がテーピングで動きができない時間もあったがなんとか脱出 【横田修平】
勝利した矢野丸藤の前に現れた中嶋は、「G1、出るからにはでっかいお土産、持って帰りましょう」と、今月20日に開幕する新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス」での健闘と、タッグ王座への挑戦を表明。しかし、丸藤も「このベルトを防衛するのはオレたち。そして、G1を優勝するのもこのオレだ。おまえたち、オレたちのさらなる化学反応を楽しめ」と、矢野丸藤が真夏の新日本マットもかき回すと予告。矢野も「G1決勝で会うのは」「矢野丸藤!」の特別バージョンで観客とかけ合いを繰り広げた。
潮崎と杉浦が前哨戦から火花
潮崎と杉浦は早くも前哨戦で激しい戦いを見せる 【横田修平】
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃。潮崎と杉浦は場外でチョップ合戦を繰り広げ、潮崎が逆水平チョップを打ち込むと、杉浦もお返しとばかりに鉄柵に振って、ストンピング、イス攻撃。リング上でも潮崎は気迫のこもった逆水平チョップを連発し、さらにショルダータックル、串刺しチョップ2連発からブレーンバスター。杉浦も串刺しハイキック、ヒザ蹴りから雪崩式ブレーンバスターで返し、エルボーと逆水平チョップの打ち合いから杉浦がフロントキック、潮崎がドロップキックで両者ダウンとなる。
試合は中嶋勝彦がシェルトン・X・ベンジャミンを高角度後方回転エビ固めで丸め込み、3カウントを奪取。だが、敗戦に収まらない杉浦は、パイプイスを手に、すぐさまメインのセコンドとして再登場。試合中、潮崎が矢野丸藤の救出に飛び込んでくると、再び激しく打撃戦でやり合った。
J−CUPに向けそれぞれが優勝宣言
原田が大原を破りスーパーJカップの権利を獲得 【横田修平】
原田はトーナメント決勝戦で大原はじめと対戦。大原のジョン・ウー、ムイビエンを食らいながらも、フィンランド式フォアアームをカウンターのヒザ蹴りで迎撃し、ニーアッパー、片山ジャーマンスープレックスで勝利。「J−CUPで優勝するのはこのオレ。ヘビー級を超える試合をしていく」と、結果だけではなく、内容面でも他を圧倒すると誓った。
拳王は新崎人生に扮した平柳玄藩を退け、スーパーJカップへ 【横田修平】
石森はベテラン小川との初シングルを制し、出場権を獲得 【横田修平】
ノア入団から約10年にして初めて実現した小川とのシングル戦で勝利できた喜びを噛み締めた石森は、「出場するのは当たり前。オレが出るからには優勝しかない」とキッパリ。「素晴らしさ、すごさを見せ付ける」と、誰もが勝利に納得できるほどの圧倒的な強さで優勝をもぎ取ると宣言した。
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