【WWE日本公演】中邑が凱旋試合連勝でWWE無敗記録更新 “バレットクラブ”復活に両国は大興奮
急きょAJ、アンダーソン、ギャローズがタッグ結成
【横田修平】
当初はシナ対AJのシングルマッチと、ウーソズ対アンダーソン&ギャローズ組のタッグマッチとして発表になっていたが、直前になってカードが変更。最初にTHE CLUBの3人、次にウーソズが登場し、一瞬の静寂の後、シナのテーマ曲が流れ出したため、予期せぬ展開に観客は大興奮。AJへの「AJスタイルズ」とシナへの「Let's Go CENA! CENA Sucks!」、そして「バレットクラブ」のチャントが交錯すると、両軍とも観客へのアピ ールを繰り返した。
【横田修平】
勝ち名乗りを上げたシナだが、「オレはバレットクラブをリスペクトしている」と、日本のみならず世界にも名をとどろかせたTHE CLUBに敬意を表し、リングを締めるよう指示。THE CLUBの3人が四方に向かって礼をすると、客席からは「バレットクラブ」のチャントが起きた。
NXT女子王者アスカが連夜の防衛
【横田修平】
大歓声と黄色い紙テープに迎えられたアスカは、まずはクリーンにベッキーと握手。ローキックから場外へのヒップアタック、串刺しヒップアタックを繰り出し、さらにエビのようにリズミカルに後退しながらベッキーに尻を押し付け、卍固めで捕獲する。ローリングソバット、ヒザ蹴り、ジャンピングキック。ベッキーもフィッシャーマンバスター、バックドロップを繰り出すが、アスカがスピンキックからのアスカロックで勝利。試合後、ベッキーと抱き合って健闘をたたえ合ったアスカは、コーナーに上がってベルトを見せつけ、誇らしげな笑顔を浮かべた。
アンブローズ「スモーアリーナで防衛したぞ」
【横田修平】
防衛に成功したアンブローズは、マイクを握り、「最高のベルトをスモーアリーナ(両国)で防衛したぞ」と訴えた。
ニュー・デイ、シャーロットが王座防衛
【横田修平】
WWE女子王座戦では、リック・フレアーの娘シャーロットが、名門ハート・ファミリーのナタリアを仕留め防衛に成功した。
ナタリアは祖父にスチュ・ハート、父にジム・ナイドハートを持つ3代目プロレスラー。父親譲りのフレアーウォークを見せたシャーロットに対し、ナタリアもロメロスペシャルで対抗。またしても父親の必殺技フィギュアフォーレッグロックを出したシャーロットに対し、リバースで逆にエスケープさせると、ハート一門の誇りを見せ付けるかのようなシャープシューター。これに対し、シャーロットはロープをつかんだままのフォールなど、小ずるい手も見せながらも、フィギュアエイトでギブアップを奪ってみせた。