日本馬の鬼門に沈んだ武豊エイシンヒカリ 奥野庸介のプリンスオブウェールズS回顧
柔軟な路盤と後半の上り坂がスタミナを奪った
欧州でも大きな注目を集めたエイシンヒカリのプリンスオブウェールズS参戦だったが、馬場と難コースが堪えたか最下位の6着に終わった 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
結果は勝ったマイドリームボートから約4馬身半差の6着。日本馬にとって鬼門となっているアスコット競馬場での優勝はまたもお預けとなった。
良馬場の基準タイムより6秒以上遅い勝ちタイム
しかし、残り300mで外からR.ムーア騎乗のファウンドにかわされると、形勢が悪くなった。一呼吸遅れて伏兵マイドリームボートが馬場中央を追い上げて、2頭が内外離れてゴールした。
勝ったのは伏兵マイドリームボート 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
ソフトと発表された芝2000mの勝ちタイムは2分11秒38。アスコットの良馬場の基準タイムより6秒以上遅かった。
欧州スタイルの競馬になったのも痛かった
再び武豊とエイシンヒカリが欧州競馬を驚かせる姿を見たい 【Photo by Kazuhiro Kuramoto】
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