新エース候補MASAYA、坂本が揃って敗戦 北斗拳太郎は“新生SBの救世主”となるか!?
エース宍戸の引退後、初の大会は厳しい結果に
先輩・宍戸のゲキに応えタップロンを追い込んだMASAYAだったが新生SB初戦を飾ることができず 【長谷川亮】
長くSBをけん引したエース・宍戸大樹が4月大会で現役を引退。今回は新たな体制となっての第1回大会となった。
宍戸が残した“Sの魂”を引き継ぐべく、メインイベントには前SB日本スーパーライト級王者MASAYAが登場。シーザージム所属で宍戸直系の後輩となるMASAYAは、エース争いのライバルである鈴木博昭を3度下しているタップロン・ハーデスワークアウトと対戦した。
宍戸の後輩MASAYAはタップロンにKO負け
タップロンの左ストレートに虚をつかれダウンを喫したMASAYAは無念のKO負け 【長谷川亮】
タップロンに消耗が見え始めた3R、MASAYAは距離を詰め攻撃をまとめに行くが、ここでロープを背にしたタップロンは左ストレート。虚をつかれダウンを喫したMASAYAは立ち上がるも足がフラついており、レフェリーは試合をストップ。エース襲名を手繰り寄せる勝利はならなかった。
日本Sウェルター級王者・坂本も判定負け
日本王者・坂本も判定負けで新生SBは試練の船出 【長谷川亮】
SB、そしてシーザージムには厳しい結果に終わった今大会だが、SB協会・シーザー武志会長は「我々はこういったことを何度も経験してきた」と語り、選手たちのいっそうの強化と体制の立て直しを誓っていた。
1RKO勝利の北斗はベルト挑戦をアピール
1RKOで3連勝を飾った北斗拳太郎はシーザー会長にベルト挑戦をアピール 【長谷川亮】
田中のパンチを浴びる場面もあったが、首を引き落としてのヒザで1度目、右クロスで2度目のダウンを与えて早々に初回ノックアウトすると「シーザー老師、そろそろSBのベルトを準備してほしい。少しでもいいので考えてくれ」と、遠慮がちながらも要求し、リングを後にした。
また、この日はWPMF日本スーパーライト級王者・不可思が参戦し、ベルギーのバリーズ・カラバスを鮮やかなハイキックで3Rにノックアウト。当初予定されたザカリア・ゾウガリー戦はザカリアの負傷欠場により実現しなかったが、秋に予定されるS−cup出場へ繋がるインパクトある1勝となった。
女王RENAが世界王座防衛に自信
7.7「Girls S-cup」で世界戦が決まったRENAは防衛に自信 【長谷川亮】
「(次戦を)絶対KOして(メインイベントに)上り詰めるので、よろしくお願いします」と意気込みを語り、観客の喝采を集めた。
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