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「8分のデキ」世界のモーリスに不安は?
堀厩舎担当が直撃取材! 安田記念座談会

競馬専門紙「優馬」トラックマン座談会

 東京GI5連戦のラストを飾る安田記念。香港でのGI連覇で、世界にその名をアピールしたモーリスが、レース連覇とGI5連勝を懸けて登場する。果たして死角はあるのか、優馬TM陣が激論を戦わせる!

頭は不動!? 世界のモーリス

香港帰りのモーリスは東京競馬場で最終追い切りを行った(撮影:日刊ゲンダイ)
香港帰りのモーリスは東京競馬場で最終追い切りを行った(撮影:日刊ゲンダイ)【(C)競馬専門紙「優馬」】

デスク「まずは、先週のダービーも◎→▲→○でしっかりと当てて春の東京GIで4戦連続的中の本紙武井だが、◎モーリスとともに、GI5連勝がかかるわけだな」


武井「そうですね。毎日王冠を回避してぶっつけとなったマイルCSが圧巻の内容でしたし、その後に香港で2連勝ですから、人気でもモーリスには逆らえませんね。少なくとも、マイル路線組の逆転は厳しいと思います」


佐藤直「近年のマイルCSは着差が開かない傾向があるけど、今世紀に入って1馬身を超える着差で勝ったのは、モーリスの他にデュランダルとカンパニーしかいないんだ。その後も更に進化して、世界ナンバー1と言っても過言じゃないんだから、負けるイメージが沸かないよな」


加茂「海外遠征帰りで体調がポイントとなるわけやけど、出てくる以上は心配ないやろ。もはや敵なし、という強さを見せてくれると思いますわ」


持木「僕も体調に関してはけっしてパーフェクトではないと思っていますが、今週のTMアンケートでも名前を挙げたように、すでに現時点で“史上最強マイラー”と判断してますからね。8分程度のデキでも勝てるはずですよ」


守屋「そもそもマイルCSだって、けっしてパーフェクトの状態ではなかったと思いますし、仕上げには定評のある堀厩舎なら、遠征帰りから東京競馬場で、といういつもと違う環境での調整でもしっかりと結果を出してくれるはずです」


清野「私もモーリス◎で全く異議はございません。目下の7連勝で5人のジョッキーが騎乗しているように、鞍上が…とかいうレベルの馬ではないですしね。ここでは本格化前の3歳春に負けた馬もいますが、当時とは馬が違うわけですし、未対戦の強敵と言えるのもリアルスティールくらいしか見つかりません。連軸としてはかなり信頼できますよ」


小野智「デキに関しては、美浦に居ないので謎の部分もあると思いますが、何か不安があったら使ってこないはずで、“出走するなら大丈夫のサイン”という堀調教師の言葉を信じたいですね。フルゲート割れどころか12頭という頭数になってしまったのも、モーリスに恐れをなした馬が何頭かいたためですし、私も素直に◎です」


デスク「でも、どうしても気になるのが臨戦過程だよな。今回の遠征は帯同馬がいなかったわけだし、帰ってきてからも着地検疫で東京競馬場に缶詰めだろ。レースを除けば、1ヶ月以上も一人ぼっちで、そういう精神面でのストレスとかもあるんじゃないか?」


小島「不安らしき点はそこだけなんですが、最終追いを終えての取材で、厩舎サイドから“凄く良くはないですが、普通です。でもそれで十分です”という何とも頼もしい言葉を聞いたんですよ。今をときめくモレイラ騎手が“ビッグホース”と興奮していた前走は、その言葉もリップサービスとは思えない完勝でしたよね。僕も持木さん同様に8分のデキで勝てると思っていますし、◎から印を落とすのは失礼な馬ですよ」


デスク「状態以外でなんか死角はないのかな…」


田崎「まあ、状態面も含めて負けるとすれば今回なのかもしれませんね。前走でもビデオを観る限り少し掛かり気味でしたし、直線の長い府中で同じ競馬なら最後に甘くなる可能性もありますよね。ただ、そのあたりを割り引いても、やっぱり◎はモーリスという結論なんですが…」


坂倉「僕は、昨年の安田記念でも実際にゴール前で詰め寄られていた点が気懸かりですね。好位抜け出しの優等生的なレースをするのなら、キレ味のある馬に差されるシーンがあっておかしくないと思います。加えて、あくまで個人的な印象ですが、モーリスは右回りがベターかも、と見ているんですが…」

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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