「矢野丸藤」がグローバル・タッグ初優勝
“絶対王者”KES撃破でGHCタッグ奪回を宣言
KESを破りグローバル・タッグリーグ初優勝を飾った「矢野丸藤」は至宝GHCタッグ奪回を宣言
KESを破りグローバル・タッグリーグ初優勝を飾った「矢野丸藤」は至宝GHCタッグ奪回を宣言【横田修平】

 プロレスリング・ノア「グローバル・タッグリーグ戦2016」最終戦となる4日の東京・後楽園ホール大会では、超満員となる1469人を動員した。

 メインイベントの「グローバル・タッグリーグ戦2016」優勝決定戦では、リーグ戦1位のKESことランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr組と、リーグ戦2位の丸藤正道&矢野通組が激突。丸藤組が開幕戦4.21後楽園のリベンジを果たし、見事GTL初優勝を達成した。

逃げ腰の矢野はこの日も防戦一方

矢野はキラーボムを食らうなど防戦一方
矢野はキラーボムを食らうなど防戦一方【横田修平】

 KESは約1年半に渡りGHCタッグ王座を保持。今回のGTLでも同門の鈴木軍に勝ち星は献上したものの、無敵の強さを発揮していた。

 開幕戦でKESに完敗し、「強い。痛い。怖い。ダメだ」と逃げ腰になっていた矢野は、この日も防戦一方。丸藤も圧倒的な体格差に苦しめられ、10分過ぎにはアーチャのショルダースルー、串刺しプレス、スミスのベリートゥーベリー、サーフボードストレッチ、滞空式ブレーンバスターのエジキに。だが、丸藤もスワンダイブ式でタッチに行くひらめきで窮地を脱する。

虎王2連発から不知火で3カウント奪取

スミスに虎王2連発から不知火を決めて3カウント
スミスに虎王2連発から不知火を決めて3カウント【横田修平】

 15分過ぎにはKESのキラーボムが矢野に炸裂。孤立した丸藤がスミスのバックドロップ、アーチャーのチョークスラムで追い込まれるも、アーチャーが勢いあまって西永レフェリーを突き飛ばしたことで九死に一生を得る。

 矢野は光るカットプレーで再三に渡る丸藤のピンチを救い、アーチャーに急所攻撃。さらに同士討ちを誘ってスミスにも急所打ちを見舞うと、丸藤がスミスに虎王2連発から不知火を決めて3カウントを奪った。

「矢野丸藤」2人で勝利のYTRポーズ

丸藤は「矢野丸藤」のケミストリーによる爆発力を示唆
丸藤は「矢野丸藤」のケミストリーによる爆発力を示唆【横田修平】

 試合中にコスチュームが破けるハプニングに襲われながらも、初優勝の栄冠と賞金100万円を勝ち取った丸藤は「本当、素直にうれしい」とニッコリ。「優勝したからにはタイトルを必ず獲りたい」とタッグ王座奪取を訴える丸藤に、矢野も「まだまだこれから。私、これからもノアに参戦してもよろしいですか」と、ファンの声援を確かめると、最後は「矢野丸藤」の言葉と共に2人でYTRポーズを決めて大会を締めた。


「まだ歩み寄ったぐらい。混じり合ったわけじゃない」と、さらなる化学変化を予告する矢野に、丸藤も「KESは見ての通り。でも、オレたちが一番のびしろがある」と、すでに完成形のKESを超える、矢野丸藤のケミストリーによる爆発力を示唆。「相手はKES、パートナーは矢野だけど、オレがここに立っている限り、ここはノア。信じてついて来てほしい」と、至宝奪回を宣言した。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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