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岩谷麻優「優勝のドレスを必ず着る!」
シンデレラトーナメント連覇へ意気込み
スターダムのシンデレラ・トーナメントが4.29後楽園ホールで開催。昨年の覇者・岩谷麻優にインタビュー
スターダムのシンデレラ・トーナメントが4.29後楽園ホールで開催。昨年の覇者・岩谷麻優にインタビュー【前島康人】

 スターダムのシングルNO.1を決める1デイ・トーナメント「シンデレラ・トーナメント2016」が29日に東京・後楽園ホールで開催される。


 参加16選手、優勝するためには4連勝をしなければいけない過酷なトーナメント戦。昨年の第1回大会では現ハイスピード王者の岩谷麻優が優勝し、王者の証であるシンデレラドレスを着ることになった。


 今回スポーツナビでは、2連覇を狙う岩谷にインタビュー。大会への意気込みなどを聞いてみた。

王者としての意地を見せる

1日に4試合という過酷なスケジュールを突破したことが自信になっている
1日に4試合という過酷なスケジュールを突破したことが自信になっている【前島康人】

――いよいよ29日に、シンデレラトーナメントが行われます。前回覇者として臨む大会となりますが?


 前回優勝している大会ですが、昨年は優勝するために4試合を戦わないといけないし、体力が持つかとか不安があってテンパっていましたが、優勝して戦えることが証明できたと思います。今年については、私以外スターダムの選手で1日4試合をこなした選手がいないと思うので、それを自信として、連覇に向けてポジティブな気持ちです。


――特に現在はハイスピード王座、タッグ王座(ゴッデス・オブ・スターダム王座)、6人タッグ王座(アーティスト・オブ・スターダム王座)の3冠となり、王者として負けられないところはあると思います。


 王者としての意地がありますよね。タッグや6人タッグの王者ということで、もしシングルで負けたら、「所詮、お前は一人じゃ勝てないんだ」と思われてしまうので、シングルでもしっかり勝ち上がって、自分は強いんだということを示したいです。


――やはりシングルマッチとタッグマッチでは気持ちが違う?


 全然違いますよね。タッグだと仲間がいるので、心が折れそうになっても助けてもらえます。でもシングルは逃げ場がないから、そこは覚悟を持って戦う感じです。

4試合やるつもりで大会に臨む

――トーナメントについて伺います。1回戦の対戦相手は美邑弘海選手となります。美邑選手とは初シングルですか?


 そうですね、初シングルになります。ヒロはなかなか勝ち星がつかめなくて昔の自分みたいですけど、でも自分の方が運動神経も良かったと思うし、負ける相手だとは思っていません。むしろ自分は、4試合やるつもりで大会に臨むので、ヒロに負けるわけにはいかないです!

 逆に、ヒロが何もできないぐらいに技をたたみかけて、圧勝したい。やっぱり4試合を考えると、体力が持たないので、そこは少しでも早く勝負を決めたいです。


――美邑選手との戦いで気をつけなきゃいけない点は?


 セコンドとしてヒロの試合を見ていると、いつも元気いっぱいで、何をしでかすか分からない意外性のある選手。「えっ、そこでそういく?」みたいな戦いを見せるので、隙を見せないように戦いたいなと思います。


――美邑選手に勝利すると2回戦ではアルファ・フィーメル選手かクイーン・マヤ選手の勝者と対戦することになります。2人とも大型の選手でかなり手ごわいかと思いますが?


(1回戦の美邑とは)対称的ですよね。2回戦はどっちが勝ってもドでかい選手なので、怖さはあります。だから逆に、2回戦では自分がヒロの気持ちになって、意外性を見せて、でかい相手に勝ちたいなと思っています。


――今までに2人と同じぐらい大きな選手との対戦は?


 まだ一度もないです。だから2回戦を勝ち上がるためには、何か秘策を考えないといけないですよね。自分はあれだけでかい選手を投げられるとは思っていないので……。

 あ、でもあれぐらい大きな選手にフブキ・ラナ(肩車状態からのリバース・ウラカンラナ)を決めて、勝負をつけたいですね。もしくはオーバーザトップロープを有効に使えればと思います。

気になる試合は松本vs.花月

袂を分かちた松本(左)と花月による1回戦に注目
袂を分かちた松本(左)と花月による1回戦に注目【スポーツナビ】

――トーナメントを見て、他の1回戦で気になる試合はありますか?


 松本浩代選手と花月選手の試合ですかね。2人ともフリー同士で、実力が半端なくあるので、どんな試合になるか楽しみです。勉強になると思うので見てみたい。


――この2人にどんな強さを感じますか?


 やっぱりフリーの選手は、他の団体でトーナメント戦に出ていると思うし、それこそ常日頃、午前中にスターダムで試合をして、その後違う団体で試合をするなど、体力的にもタフな戦いに慣れていると思います。そういう意味でルールにも有利だし、試合として面白くなると思います。


――勝ち上がってくると対戦する可能性もありますよ


 だから2人とも引き分けで失格とかにならないかな。(笑)

「岩谷はすげーんだぞ」と言わせたい

タッグ王者としては心強いイオ(左)だが、トーナメント連覇の先にはイオの持つ赤いベルト奪取が目標となる
タッグ王者としては心強いイオ(左)だが、トーナメント連覇の先にはイオの持つ赤いベルト奪取が目標となる【スポーツナビ】

――さて今回のシンデレラ・トーナメントで連覇となると、ベルトへの挑戦も見えてきます。岩谷選手としては、どのベルトを意識していますか?


 今狙っているのは赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)だけです。


――現保持者の紫雷イオ選手についてはどうですか?


 イオさんがトーナメントを勝ち上がってくるのは当然あると思います。タッグを組んでいても、動きが速くてすごいなって思うし、この人には勝てないという気持ちもあります。それこそ先日の山口大会(4月23日 光市民センター大会)では、対戦相手になったのですが(宝城カイリ&岩谷vs.紫雷イオ&渡辺桃)、改めてすごい選手だなと思いました。タッグの時は心強くて最強だと思うけど、対戦相手としては強すぎるかもしれないです。もし実際に対戦したら、自分の動きが全部読まれてしまうと思うし、今のままじゃダメなんだろうなと。


――それでも岩谷選手自身、3本のベルトを持って防衛ロードを突き進んでいるところもありますよね。


 そうですね。今も月に2回ぐらいはベルトをかけて戦っていて、追われる立場であることは楽しんでいます。ただ赤いベルトを早く取って、イオさんしか達成していない「グランドスラム」(スターダムが保有するシングル3本、タッグ、6人タッグのベルトをすべて獲得すること)を私も達成して、「岩谷もすげーんだぞ!」というのを見せたいです。


――最後になりますが、シンデレラ・トーナメントに向けての意気込みをお願いします。


 昨年優勝した時は、「まぐれだ」と批判的な意見を言った人もいました。だけど今年も必ず優勝し、「岩谷はすげーんだぞ」と言わせたい。それこそ「シンデレラ・トーナメントと言えば岩谷だ」と言われるように今年も必ず優勝して、優勝者に贈られるドレスを着たいと思っています!


(取材・文:尾柴広紀/スポーツナビ)



■スターダム「シンデレラ・トーナメント2016」

4月29日(金・祝)東京・後楽園ホール 開始12:00


【大会ルール】

試合は各10分1本勝負。優勝決定戦のみ30分1本勝負。

勝敗はフォール・ギブアップに加えオーバー・ザ・トップロープで決まる。10分間時間切れの際は両選手失格となる。

優勝者には愛川ゆず季さんよりシンデレラ・ドレスが贈られる。


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

ジャングル叫女

安納サオリ


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

サンタナ・ギャレット

アレックス・リー


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

木村響子

リジー・スタイルズ


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

宝城カイリ

渡辺桃


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

岩谷麻優

美邑弘海


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

松本浩代

花月


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

アルファ・フィーメル

クイーン・マヤ


<トーナメント 1回戦 10分1本勝負>

紫雷イオ

ディオサ・アテネア


<トーナメント 2回戦 10分1本勝負>

松本vs花月の勝者

叫女vs安納の勝者


<トーナメント 2回戦 10分1本勝負>

岩谷vs美邑の勝者

アルファvsマヤの勝者


<トーナメント 2回戦 10分1本勝負>

宝城vs渡辺の勝者

サンタナvsアレックスの勝者


<トーナメント 2回戦 10分1本勝負>

イオvsアテネアの勝者

木村vsリジーの勝者


<トーナメント 準決勝 10分1本勝負>


<トーナメント優勝決定戦 30分1本勝負>


<ダークマッチ 10分1本勝負>

仁科鋭美、スターライト・キッド

米山香織、あずみ

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